この記事のお話:卒塾
卒塾
中3生は、昨日が最後の塾でした。千葉県は受験が終わりましたが、まだ茨城県は受験があります。1つの問題に時間をかけ過ぎないように、取捨選択して最後まで諦めずに解いてほしいと思います。
昨日、塾生から手紙をもらいました。ざっくり中身は、
ここで良かったです。ありがとうございました。
という内容でした。本当はもっと感動的な内容でしたが、ここでは割愛させて頂きます。
こちらこそ通ってくれてありがとう
という思いと
もうそんな時期(卒塾する時期)か
という思いの両方がありました。本当ね、通ってくれてありがとうという思いが強いです。受験まで何をしてあげられるか、予習は大変でしたが、いかに受験に求められるレベルを分かりやすく解説するか。いかに皆に意味のある授業をするか。集団塾ではありますが、個をイメージして授業をしていました。
1点でも上がれ!
ここは絶対に覚えてくれ!
そういう思いを込めて授業をしていました。生徒は気づかないでしょう。でも、指導者は意図を持って意味のある授業にしないといけません。そういう思いと、実際にそれを伝えることで本番で1点でも2点でも上げられるようにイメージしながら授業をしました。半端ないエネルギーを使うわけです。軽い気持ちで授業なんかできません。本当ね、受かってほしいです。
上手くいく時もあれば上手くいかない時もあるでしょう。受験は上手くいかないことの方が多いかもしれません。自分と向き合う機会がこれまでよりも断然に増えてくるわけです。投げ出したい気持ちになる時もあるでしょう。でも、そんな葛藤と闘いながら成長していくわけです。塾の中ではそれがよく見えます。
いや~本当によく頑張った
おいっ!ここにきてなんでモチベーションが下がるんだよ!これは声掛けが必要だな
おぉ~っ、これが答えられるようになったか
おぉ~っ!これができるようになったか
学年末テストで過去最高点凄いじゃん!
成績上がりすぎだろ!でも大丈夫か?いまいち気合が入っているようには見えないな
授業を前より集中して解いてるな。感心感心。
自習に来るようになったな。しかも集中してやっていて偉いぞ!
なんか最近雰囲気変わってきたな
一人一人成長が見えます。子どもの1年ってとても大事だと思います。成長も早い。まして今は思春期。気持ちの浮き沈みも大きい。そんな大事な大事な時期に塾でお子様の指導をさせて頂く、本当にありがたいことです。まだ受験が終わっていないので、卒業に関係する音楽は聴いていませんが、今年はどういう気持ちになるのでしょうか?毎年、レミオロメンの「3月9日」を聴いています。今はどういう気持ちになるかは想像できません。まだそんな気分ではないです。受験が終わってませんからね。ただ、卒業式シーズンの時、感動で終われるように毎年努力していきたいと思います。桜を見た時にどういう気持ちになるのでしょうか?美しく、輝いて見えるでしょうか?何かを乗り越えて努力した時に、いつも以上に桜がきらきらと輝いて見えます。
今年も美しくもはかない、でも散り際までも美しい、輝いた桜が見られるでしょうか?
これまで桜ゼミナールにお通い頂きました中3生の方、保護者の方、本当に本当にありがとうございました。
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