この記事のお話:学年1位
学年1位
桜ゼミナールを開校して4年目になりますが、これまで学年1位を3名輩出することができました。
そのうち2名は入塾前の定期テストが420点前後でした。ここから学年1位を取ったのは本当に凄いことだと思います。2人とも中3からの入塾でしたからね。しかも一人は中3の夏前からの入塾です。
学年1位を取らせるには、塾にこの2つの力が必要になります。
1.ノウハウ
2.指導力
学年1位を取ることができる人は、勉強の習慣がついています。自分なりに工夫して勉強することもできます。勉強に対してのモチベーションも高い人が多いです。基本的なものは既に持っています。しかし、具体的に何をやれば学年1位を取れるのか?それはイメージ出来ていない人の方が多いです。だから、学年1を取るために必要なノウハウを塾が持っていることが大事です。具体的に何をやればいいかを示してあげられることが大事です。そして生徒がそれをイメージできることが大事です。
次に大事なのは、指導力です。同じ学年1位でも道のりは全く違います。
1人目
体験授業の時に数学の問題がとても良く出来ていました。2~3問難しい問題を出しましたが正解していました。
凄いね。よく出来たね。今の段階でこれができるのは凄いよ。
彼女の分岐点はおそらくここです。たった一言が人を変えることがあるんです。彼女はその後勉強を頑張り、学年1位を取ることができました。
2人目
自分の中の常識を変えよう。テスト2週間前に学校ワークが終わるのを自分の中の常識にしよう。
彼の分岐点はおそらくここだったと思います。本当にテストの2週間前には学校ワークが終わるようになりました。勉強量は一気に増えました。自分の中の常識が変わった瞬間でした。
3人目
数検と英検と漢検を全部準2級取るといいんじゃない?数検の準2級は高校の範囲だから受験だけで考えれば必要ないけど、数学が好きなら高校入ってからも役に立つし(受験するのも)いいと思うよ。
彼は全部準2級を取ることができました。また、勉強を頑張ってもなかなか学年1位を取れないと相談された時は
そもそも頑張ったからといっていつも結果が出るわけじゃないよ。結果が出ない時もある。じゃあ結果が出なかったら次どうするか?を考えることが大事じゃない?何か工夫できることはなかったか?必ず反省はあるよね。でもそれを本当に実行できる人って少ないんだよね。今回のテストで何か次工夫できることなかった?
彼はこの2つが大きな分岐点だったと思います。そもそも相談する時点で、答えは彼の中である程度出ていたのかもしれません。でも大事な事は、相談して心の中の声を聞いてもらうことではないでしょうか?この相談の後、彼はずっと学年1位をキープしたまま卒業しました。
今、当塾には学年1位を狙える人が2人います。他の塾であれば、そうは判断されないと思います。それは指導力がないからです。大手の集団塾は、確かにノウハウを持っています。でも、学年1位を取らせるだけの指導力を持っている人はかなり限られます。そのため、導いているというよりは勝手に学年1位を生徒が取ってきているといった感じです。大手の塾にはそれだけの人材(生徒)が集まりやすいからですね。
可能性を信じて指導する。今結果が出てなくても次結果が出ると信じて指導する。
もう間に合わないと判断した場合は、面談をします。個々に対応していきます。
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