学校の先生には学校の先生の正義があります。
塾の先生には塾の先生の正義があります。
学校の先生の多くは、志望校については比較的安全なところや合格が実現しそうな高校を受験するようにすすめてくるでしょう。
それに対して塾の先生は、安全なところをすすめてくる人もいれば、合格が難しくてもレベルの高い高校を受験するようにすすめてくる人もいます。また、なるべく悔いが残らないようにぎりぎりまで諦めない先生もいます。これは、塾による方針の違いもあれば、同じ塾でも先生によって考えが違うこともあります。私は、なるべく後悔しないような選択をしてほしいので、ぎりぎりまで生徒に考えてもらうよう指導しています。
最終的にどこの高校を受けるか、それは1月から2月に決まります。
志望校を変えず合格しても、
志望校を変えず不合格になっても、
志望校を変えて合格しても、
志望校を変えて不合格になっても、
どの道を選んでも、道は続きます。
大事なのは、まずなるべく悔いの残らないように受験すること。次に、進学したらその高校で、「ここで良かった」と思えるような高校生活を送ることです。
第一志望校に合格しても、必ずしも望むような高校生活が待っているわけではありません。想像以上に勉強や部活に忙しいと感じる人もいるでしょう。反対に何もすることがなく困る人もいるかもしれません。不合格になっても、想像以上に学校が生活が楽しかったり充実することもあるでしょう。どの道を選んでも、「これで良かった」と思えるような人生を送ることが大切です。
今の自分の選択が正しいかどうかなんて、後にならないと分からないこともあります。だから今を生きることが大事です。今を自分なりに頑張ることができれば、必ず後に繋がるものがあります。いや、繋がるように生きていかないといけません。自分の人生の価値を下げないでください。必ず意味があります。今ここにいること、今の状況。
後から振り返った時に、これで良かったと思えるような人生を歩んでいきましょう。
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