アウトプットの量

テストで結果を出すには、アウトプットの(問題を解く)量がどれだけ多いかが大きく影響します。

たくさん問題を解けば解くほど、自分の間違いに気づきます。1~2回間違えたくらいじゃ定着しません。

あっ、また間違えた

あっ、えっ!?また間違えた

あっ!そうだった!

こんな感じで同じ間違いを何度か繰り返していくうちに、

これ覚えなきゃ

となってようやく本気で覚えようとします。

今日テスト対策を行いましたが、既にかなり仕上がっている人が何人かいました。大量にプリントを用意していましたが、あっという間にクリアした子もいます。A4のプリントに換算して14枚くらいでしょうか。さらに+αのプリントを渡して、A4のプリントに換算して10枚以上のプリントを終わらせました。

凄くね

これを2時間以内にで終わらせて残りの時間は自学をしていました。ちなみにテスト対策は1教科2時間です。1教科20枚以上のプリントを解いたんです。

(改めて)すげぇ~

反対にぼ~っとしている人もなかにはいるので声をかけたり、1つの問題につまずいて時間をかけるともったいないので声をかけたり、質問に来ない生徒にこちらから声をかけたり、出来る子には+αのプリントを渡したりしていました。

結果を見ないと何とも言えませんが、テスト対策は今後もこの流れでいこうかなと思います。

問題を解かないと自分がどれくらいできるのかが分からない

だからまずは問題を解く必要があります。教科書やテキストを見て分かった気になってはいけません。暗記して覚えた気になってはいけません。必ず解けませんから。解けないのを気にしてはいけません。いきなり全部は解けないのが当たり前なんです。なぜ学年1位の人は学年1位を取れるのか?それは学年で一番問題を間違えたからです。必ず高得点を取る人は、何度も間違えています。何度も何度も何度も何度も間違いを繰り返して、全て○になるまでやっているから高得点を取れます。いちいち初めに間違えた×の数なんて気にしません。×をいかになくしていくしか考えていないんです。

何度注意しても間違った勉強方法をやる人がいます。以下のやり方は超非効率な勉強方法で結果が出ない勉強方法です。該当する人がいたら即やめましょう。

テキストを見ながら解く

⇒本番ではヒントが出ません。何も見ずに解きましょう。

答えを見ながら解く

⇒本番では答えを見ることができません。何も見ずに解きましょう。

答えを見て納得(思い出)したら○にしている

⇒それ、できてませんから。

教科書やテキストを見て理解した気でいる

⇒実際に解かないとどれくらい解けるのかが分かりません。

たくさんの教材に手を出す

⇒意識が分散されて何も覚えられません。脳が最大限集中できるのは1つのことです。2つまでなら集中して記憶することができます。たくさんの教材をやってやった気にならないで下さい。それは逃げです。1つの教材を繰り返して何度も×を繰り返すのが怖いだけです。面倒臭いだけです。

音楽を聞きながら勉強をする

⇒テスト中に音楽流れますか?音楽を聞きながらの方が集中できるというのは究極の勘違いです。

※歌詞のない音楽=クラシックや自然音(川のせせらぎの音など)であれば、勉強に集中できる効果があると言われています。

これらは全部当たり前のことを言っています。しかし、なかなかこれがなおらないんです。何度注意したか・・・。

こういった勉強をする人に共通していることは、勉強が苦手だということです。学年上位の人でこういった勉強をする人は皆無です。勉強の本質が分かっているからです。


インプットも大事ですが、テストが近づけば近づくほど、アウトプットの方がはるかに大事です。たくさん問題を解いて自分の間違いに気づき、それを本番でできるようにしていきましょう。

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