テスト前の勉強の仕方

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1.テスト前になって焦っても遅い

テスト2週間前になって焦って勉強しても良い結果にはなりません。

勝負はテスト2週間前から始まっています。学校ワークをためこんだらアウト。

テスト2週間前までに学校ワークをある程度終わらせましょう。少なくとも半分は終わってないときついですね。

2.テスト前はインプットよりもアウトプット

テスト前は、インプット(暗記)よりもアウトプット(問題を解く)の方が大事です。よく、

インプット3:アウトプット7

これが結果を出す黄金比だと言われています。これをもう少しアバウトに置き換えると

インプット1:アウトプット2

になります。5分かけて暗記した単元は、10分間問題を解いて答えを確認して、問題を解いて・・・を繰り返すことが大事ということです。解く量が増えると次第に問題に慣れ、問題を見ただけですぐ答えが分かるようになってきます。これは、完全に脳が勉強モードに入り、勉強内容が定着し始めた証拠と言えます。

見て暗記して勉強した気にならないでね

と何回も授業中に伝えています。見て暗記するだけでテストの点数が取れるなら、あなたはもう天才です。普通は、何度も同じ問題を解いて解いて解きまくるのが正解です。

あっ、また間違えた

あっ、どうするんだったっけ

あれ!?さっき覚えたと思ったんだけどな・・・なんだっけ?

何度も何度も解いて間違えて、徐々に×をなくしていくのが普通です。逆にこれ以外でいいやり方があるなら教えてほしいくらいです。何か他に素敵なやり方があるなら、もうとっくに世の中に知れ渡っています。地道にやることが大事です。

3.間違いパターンを把握しているか

テスト前でもう一つ大事なことは、自分の間違いパターンを把握しているかということです。テストで満点を取る人は、間違いなく誰よりも間違いパターンを把握しています。

  • 問題の写し間違いはないか?
  • ここだけ10倍し忘れていないか?
  • 確かめ算をして答えが合っているか?
  • 「力の」が抜けていないか?
  • 漢字の間違いはないか?
  • 問題の見間違いはないか?
  • 記号で答える問題か?
  • ~からで答えているか?

あげればきりがないほど、全ての自分の間違いパターンを把握しています。それはつまり、誰よりも問題を解いて間違えてきた証拠でもあります。一つ一つの問題に間違いパターンを当てはめていくことで、ミスをなくしていきます。そういった地道な努力こそが、高得点への道になります。この領域、90点以上目指す人、全教科高得点を狙う人は、常に意識しましょう。

自分のこれまでの間違いパターン把握してる?

4.なぜ頑張るのか?

意外とここが考えられていないと、勉強は頑張れませんよ。

なぜ今回定期テストを頑張る必要があるのか?もしくは頑張った方がいいのか?

自分なりに答えを出せていますか?

〇〇点取りたい!

通知表を上げたい!

〇〇位取りたい!

〇〇君(さん)に勝ちたい!

順位が上がったらお小遣いが増える!

〇〇位以内なら△△買ってもらえる!

新学年良いスタートを切りたい!

なんでもいいんです。自分が勉強をやる理由を見つけましょう。やる気に関係なく勉強できるようにしていきましょう。そのためには、ここ、考えた方がいいです。今回頑張る意味、理由。是非考えましょう。

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