先日、生徒が自習している時にこんな質問をされました。

ここの問題なんですけど、なんでここがこうなるか分かりません。
これはとても良い質問の仕方で、
この問題が分かりません
ではなくて、具体的にどこが分からないかを言ってくれているので、どこまで理解できているかが分かります。
質問された内容は、
(a+b)²-2(a+b)+1
=A²-2A+1
ここまで理解できていました。次に
(A-1)²
になるのが分からないと言われました。



おぉいっ!因数分解の基礎じゃん!と一瞬思いましたが、それは言わず・・・。



ちなみにこのお子様は、いい意味で展開も因数分解も公式は使いこなせていました。
ところがもうやり方を忘れているんです。



GWおそろしや
こうやって多くの人がGW明けに学力が下がる傾向にあります。この時期のお子様の
分からない
の多くは、分からないのではなく、いままで出来ていたけどGWで気が抜けて解き方を忘れてしまっているだけの可能性が極めて高いです。



項が3つある時はどこに注目するんだっけ?



両端です



いいね。じゃあ両端が2乗の形になっている時はどう因数分解できる可能性が高かったっけ?
この辺が忘れていたのでもう一度説明して思い出したようです。
これは、「あるある」なのでこういうことが起きてもそんなものだと思っていただけたらと思います。
しかし!そのままではまずいですよね。学校ワークもやっていない。GWで気が抜けたままの状態が続く・・・。すると定期テスト1か月前!間に合わない!なんてことになりかねません。そうならないように、塾では色々と考えています。
今日はさすがに自習は少なさそうですが、土曜日は毎週13時~21時まで空いています。自習ができるのも塾のメリットです。涼しく静かに集中できる。勉強がはかどること間違いなし。自習を上手く活用すれば塾代も少しはお得に感じるかもしれません。遠くても自習に来られている方はいらっしゃいます。車や電車で20分以上かけて通って下さる方もいらっしゃいます。本当に有難いことです。それだけの価値がある塾にしていきたいと思います。
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