9月から毎月、トータル10回くらいは言っているでしょうか。

後期の定期テストは範囲が広くなるから、9月から少しずつやらないとテスト直前で大変な目にあうよ。



去年は全保護者と生徒に「私には未来が見えました。12月の定期テスト前に学校ワークがたまって全然終わらなくて焦る生徒の顔が」といった内容のメールをね、本当に送ったんだよ。親にもね。そんなメールを送ってもね、やっぱり何人かは全然学校ワークやってなかったよ。そしてめちゃくちゃ苦労してたよ。



学校ワークを例えば1日30分だけやるとかして、基本的には模試に向けての勉強が中心になるからそうやったりするのがいいと思うんだけど、そうやって学校ワークを少しずつ進めていかないと、定期テストあたりに模試もあるから勉強が大変になるんだよ。どっちを優先すればいいんだってね。もちろん両方ちゃんとやらないといけないよ。でも、日頃から学校ワークを進めていないと、定期テストも模試も両方上手くいかなくなる。
毎月のようにこのような話をしてきました。少しでも興味を持ってもらえる話し方を考えたり、勉強の仕方を伝えたり、色々な視点でアドバイスを送ってきました。実行できている人は素晴らしい結果を出すでしょう。色々と伝えることは伝えても、私の予想よりすごく結果が良いのは1~2割、想定内が6~8割、私の予想よりすごく結果が悪いのが1~2割くらいです。そんなものなんです。言ってやってもらるえならこんな楽な仕事はありません。そうじゃないから大変な部分もあるんです。
先日のテスト対策の時も授業終わりに伝えました。



今日はこの4時間でたくさん暗記しました。たくさんの情報が脳に入ってきました。これを今日そのままにするとその多くは忘れてしまいます。だから、今日このあと、頭の中を整理することが大切です。今日解説を聞いてなるほどと思ったこともあると思います。今日の中で、自分はどれを意識して覚えた方がいいのか?これはせっかく理解できたから忘れないようにしようとか、そうやって何を特に意識して覚えるべきか?というのを頭の中で整理して下さい。それができるかどうかで今日のテスト対策の効果が大分変わります。
勉強の仕方をきちんと伝えることも塾の仕事の大切な一部です。「テスト対策お疲れ様!」で済ますのではなく、それを意味のあるものにするために伝えることはきちんと伝える必要があります。悲しいですが、現実、全員がそれを実行してくれることはないでしょう。しかし、実行してくれた人は必ず現状より良い方向に進むでしょう。何人かはうなずきながら聞いていました。実行してくれることを願っています。
伝えることは伝える、やれない人も想定してシステムを作る、色々と改善していかないといけません。来年に向けて、2点大きく変更することを決めました。全員にとってプラスになる仕組みです。詳細はお伝えできませんが、今よりも強制力を持ってやってもらうためのシステム作りです。
本来は、自発的に勉強に取り組むのが望ましいです。そのために色々とやってきました。一方で、それだけでは動かない(動けない)人も多数いらっしゃいます。そういう人たちのために何がしてあげられるか?というのも必要です。塾によってはどちらか一方に偏る塾もあります。それはそれでいいと思います。色々な塾があって当然だからです。ただ、当塾は基本的に自発的にやることを促しながら、そうでない生徒もやってもらうような体制でやっていきたいと思います。






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