塾の先生が生徒に語っていること⑤

  • この記事のお話
  • ・「主役は自分」

 受験生は、この時期になると否が応でも結果と向き合うことになります。毎月のように学校で実力テストがあり、塾では模試を受け、その度に結果が返ってきます。結果が良ければ喜び、悪ければ落ち込む。気分の浮き沈みが大きく、精神的に不安定になります。そんな時、上手くいかない時は誰かの・何かのせいにしたがります。人はそういう生き物です。でも、誰かの・何かのせいにしても事態は好転しません。それを伝えたくて生徒に話をしました。ほんの一部を切り抜いてお伝えします。

自分の人生、主役は誰だと思いますか?

宮本先生

誰・・・?

自分です。自分の人生は自分が主役であってほしいと思います。

皆には輝ける人生を送ってほしい、そう思ってます。

でも、人は上手くいかない時、心の中の主語が他人や何かに変わる人がいます。

塾が悪い

学校が悪い

親が悪い

友達が・・・

自分の人生なのに、塾が、学校が、親が、友達が、と心の中の主語が他人になっている人がいます。自分の人生なのに他人に支配されている状態です。他人のために、自分の人生の大半の時間を持っていかれている状態です。

もったいないよね。でも、こういう人いっぱいいるよ。

こういう状態の時は、結果はかなり出づらいよ

 これは自分への戒めの言葉でもあります。去年上手くいったやり方が今年の生徒に通用しないなんてことはよくあります。人が違えば指導の仕方も変わって当然です。授業を一生懸命にやり、その中で生徒の表情や出来不出来をチェックし、今のやり方で本当に良いか?自問自答をしながら必要あればすぐに変化をしなければいけません。常に改善を試みる必要があります。これらは生徒に伝えながら、自分にも言って聞かせている言葉です。結果が出ないのを生徒のせいにしてはいけません。生徒は生徒で誰かのせいにしてはいけません。両方大事です。両者が上手く噛み合った時、成績は爆伸びします。

 11月から確認テストのやり方を変えます。それはこれまで確認テストをやって改善点があったからです。結果を出すために早目の対処をしていきたいと思います。

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