塾の退会

この記事のお話:塾の退会

桜ゼミナールでは、この2年間で退会者は1名のみです。しかもその1名の方は、成績はかなり上がりましたが諸事情で退会されました。

対して、私が以前働いていた個別指導塾の退会者は、年間30名~50名です。規模が違うと言えばそれまでですが、率で言っても大分違います。個別指導塾は授業が個別なだけで、個別対応しれくれるわけではありません。すべてシステムで回そうとします。塾の負担が上がるからです。また、1:3や1:4がある個別指導塾は信頼できません。1:3の授業をやったことがある先生は、およそ100%の人がこう思うはずです。

全然授業できない!

これは生徒のためにならない!

なんなんだこれ(このシステム)は!

と。まして1:4なんてどうやって授業するのか想像もできません。1:3でも現場はカオス状態です。


桜ゼミナールだって成績が上がっていない生徒はいますよ。力は確実についてますけど。でも成績が上がってない生徒もいます。でもね。うちじゃなかったらどこ行っても成績は上がらないという気概でやっています。個別対応もしています。成績は簡単に上がりますが、簡単に上がりません。別の言い方をすると、簡単に上がる生徒もいますが、簡単に上がらない生徒もいます。多くの塾は、成績が上がらない時に何もしません。生徒と話すこともなく、先を見据えることもなく、個別対応することもありません。試しに今お通いの塾長に聞いてみるのがいいと思います。

子どもと何か話をしてくれましたか?

うちの子の高校受験どのように見据えていますか?

そのための対策は何かされていますか?

今後何か対策をする予定はありますか?

アホな塾長は「科目を増やしましょう」と言ってきます。

ばかたれ~!まず塾が何をしてくれるのか言えや~!

っていう気持ちになりますよね。中3の冬期講習の費用も10万円以上が当たり前で

皆これくらいやってますよ

後悔しないようにやってあげてほしいと思います

なんて言ってきます。「皆」とか「後悔しないように」とか心に引っ掛かりそうな言葉を使って高額な費用を請求してきます。それ以前に塾としてできることは何かあるのではないでしょうか?個別指導塾に通っていて、色々とサポートをしてくれて、本当に志望校が今のままではちょっと足りなくて、でも頑張れば届くかもしれない、だからお金はかかってもいいからやらせたい、そんなご家庭に該当するところは全体の1割もいません。塾は何もしてないところがほとんどだからです。実際は、サポートが全然なくて、志望校は全然届かなくて、お金はあまりかけたくない、でも・・・というところが多いです。

塾ができること、まだまだたくさんあります。塾業界にいると非常識が常識になります。何も対応しないことが常識になり、できることがたくさんあるのに気づかない。生徒ファーストになってないんですね。発想が。

塾としてできることを考えてやっていきたいと思います。

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