来週は福岡に帰省します。当塾はゴールデンウイーク休みがほとんどない代わりに7月で休みを調整しております。
私の父も80歳を超えました。あと何回会えるか分かりません。できる限り毎年帰省するようにしています。子どもの成長を見てもらうのが楽しみです。
高校生までは、ほとんどの人の場合家に帰れば親がいる状況だと思いますが、いずれ大きくなって1人暮らしを始めたり他県に住むようになったりすると親に会える回数は極端に減ります。
私も中学生の時は親に反発した時期もありましたが、改めて親の存在は大きいなと感じています。自分が親になると子どもを育てるのがどれだけ大変か分かります。私の子どもはまだまだ小さいですが、それでも大変だと思う時がしょっちゅうあります。これからもっともっと大変なことは続くかもしれませんが、親から受けた愛情は忘れたことがありません。父に殴られ怒られた記憶もありますが、温かく見守ってくれた記憶もあります。まさに昭和の父親像って感じですね。
今度は自分が親になり、子どもに愛情を注ぐ番になりました。大事なことは子どもを信じること、子どもができないことがあっても失望せずに受けとめてあげること、失敗をしてもいいからやってみようと伝え続けてあげること、そして最後にまた子どもを信じることです。
偉そうに言っている私も家では子どもにかなり厳しいです。

このままいけば嫌われるかも!?
しょっちゅう叱ってますからね。反省です。
自分が中学生の頃は、親が家に居て当たり前で親と会える回数なんて気にすることはありませんでした。それが普通でしょう。でも、大きくなればそれが当たり前ではなくなります。逆も然りかもしれません。子どもが小さいうちは毎日一緒にいるのが普通かもしれませんが、子どもが大きくなって家を出ていくようになると子どもと会える回数は減っていきます。「忙しい」、「大変」だと思う今が、いつか愛おしい時間に変わるのかもしれません。
日常に忙殺される日々だからこそ、時々こういったことも考える時間が必要ですね。
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