感動

この記事のお話:感動

桜ゼミナールは、中2生と中3生だけの高校受験専門進学塾になりますので、早くても中2からしか入塾できません。

今年の春にご入塾された、ある中2生のお子様のお話です。

入塾前は、数学がとても苦手でした。正負の計算からつまずいているところもありました。それが前期中間テストでは平均点に少し近づき、今回の前期期末テストではなんと80点台を取りました。

これを「感動」と呼ばずになんと呼ぶんだ

と言いたくなるほど、感動しました。連立方程式の計算は、通常授業と夏期講習でおそらく10回くらい指導したと思いますが、一度も満点を取ることができなかったと思います。半分くらいは取れるけど残り半分があと少し・・・の状態でした。それでも

ここまできたか

と成長を感じていました。だって正負の計算からつまずいていたのに、連立方程式の計算が半分解けるようになったんですから。指導している立場からすれば急成長と感じるわけです。加えて連立方程式の文章題も何問かは式を立てられるようになりました。明らかに頑張っているのが分かるんですよね。授業中の集中力も上がってきました。

こういう経験ができるというのは、指導者としては大変ありがたい話です。嬉しいです。

順調そうに見えて順調ではないです。何度も間違えてましたからね。何度も何度も間違える、そして少しずつできるようになる。量をこなしたからこその結果です。

まずは量を増やしましょう。そして集中力を意識しましょう。量を増やしても集中力が低ければ全く意味がありません。成績上位者は必ず集中力を意識します。疲れて勉強に集中できなさそうなときは絶対に勉強しません。意味がないと分かっているからです。その状況で勉強しても何も記憶に残らないことを分かっているからです。だから、「いつが集中できるか?」というのを意識しています。「量×集中力=結果」とも言えるでしょう。偏差値60までは。

感動を一つでも増やせるようにしていきたいと思います。

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