日本版DBS

DBSとは

「DBS」とは、Disclosure and Barring Serviceの頭文字をとったもので、日本語で「前歴開示・前歴者就業制限機構」を意味します。イギリスで2012年に確立された制度で、学校や保育所などの子どもに関わる職業および活動を行う使用者側が就業希望者の犯罪歴の照会を行うことを義務付けます。

私は3年前くらい?のブログで塾はDBSを導入した方が良いと書きました。しかし、大きな事件が起こらないと重い腰を上げないのが政府というものです。先を見越して何かを動くのではなく、問題が起きてから考える。これは、トップの人間が無能だからこうなると思っています。つまり、各都道府県の教育長や内閣府特命担当大臣、文部科学大臣や経済産業大臣です。優秀な人間はたくさんいると思います。しかし、トップが優秀でないと意味がありません。方向性は変わりません。

四谷大塚の件が起きてからようやく「日本版DBS」について動き始めました。その前からもそれなりに大きな事件はありましたが、法律として制定されることはありませんでした。トップがどれだけ現場を知っているか、経験があるかというのは大事だと思います。そして、この日本版DBSはすべての学習塾で導入されるべきだと思っています。

だって断る理由はないでしょ

また、日本版DBSを導入すれば安心というものではないので、法律が制定されても各企業の危機感によって対策が変わると思います。

・問題を起こした人は二度と刑務所から出られないようにすればいい。

・億単位の賠償請求をしたほうがいい。

こう思う人の方が多いんじゃないでしょうか?

また、「職業選択の自由」があるからDBSには反対だと言う人もなかにはいるようです。

バカか

と思いませんか?犯罪者の権利を守ってどないすんねん!

優秀な人はたくさんいると思いますが、トップが優秀でないばかりに教育分野はどんどん遅れています。

自分の身を守るのではなく、子どもたちを守る「覚悟」を持ってほしいものです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

目次