今年は、例年以上に9月の模試の判定が良くありません。これは、生徒が頑張っていないとかそういうことではなく、単純に実力より大分上の高校を志望校として上げている人が多いからです。
こういう時、多くの塾ではもう「判断」しています。
〇〇さんは△△高校厳しいな~。一応このまま頑張ってみて、多分厳しいから11月の面談くらいで本人と志望校を下げる話をしたほうがいいね。
こんなミーティングを社員の間でしています。
どうやって成績を上げるかよりも、合格率を気にして志望校を下げる話が出てくるのです。
成績上げろや
と思うのですが、その労力を惜しみ、違うところ(友人紹介など)に力を注ぐことを多くの塾でしています。
桜ゼミナールでは、9月から理・社の管理をするコースがあるのですが、これがかなり塾として負担が大きいです。ただ進捗をチェックするだけですが、準備と手間がかなりかかります。それでもこれを続けているのは、結果が出ているからです。
桜ゼミナールでは、最後まであがきます。簡単に志望校を下げる話はしません。もちろん、最終的に志望校を下げる人もいるでしょう。どちらにしても、なるべく後悔しないように決断してほしいと思います。そのためには、行動が変わらないといけません。理・社の管理コースもある意味その行動を変えるためのひとつのきっかけにすぎません。
ゲームのアプリをやめた人もいます。自分が知らないうちに周りで行動が変わっている人もいます。行動が変わらなければ結果も変わりません。どうやって変えるか、簡単ではありません。だから考える必要があります。考えて考えてやっていきます。
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