この記事のお話:素直
受験が近づいてくると、生徒は段々素直になります。
これまでよりも話を真剣に聞くようになる
授業中に冗談を言わなくなる
質問が増える
やはりこれは、結果を出したい気持ちの現れだと思います。今まで肩ひじついて授業を受けていた生徒が誰よりもメモを取り一生懸命授業を聞くようになる。授業のムードメーカー的存在だった人が冗談を言わず授業に集中する。1月は特にこのような現象が起きたりします。
初めから頑張れよ
と思わなくもないですが、それができたら誰も苦労はしません。やはりその子その子の成長度合いというものがあります。後悔をしないように1日でも早く気づかせてあげることが重要です。こちらが仕掛けたおかげで気づかせてあげることができたということもありますが、本人のタイミングで勝手に気づく時もあります。そのタイミングが早い時も遅い時もあります。ただ、そのお子様を責めることはできません。成長のタイミングは人それぞれ違うからです。ただ、この時期になっても
やる気が出ません
何て言う人はかなり少なくなります。実際に私立の受験があるからです。ベネッセの調査でも、中3の1月以降の1日平均勉強時間は約3時間(偏差値50前後の人)になります。土日を含むのでこれを多いと捉えるか少ないと捉えるかは人それぞれ違いますが、一つ言えることは、1日平均3時間の勉強時間だと偏差値50を超えるのは難しいということです。偏差値60くらい狙うなら1日平均4時間(土日も含む)くらいは必要です。目安として3時間が平均だということは知っておいてほしいと思います。お通いの生徒には、もちろんこのことを伝えています。最後まで諦めずにやっていきたいと思います。
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