この記事のお話・・・英語長文の勉強の仕方
英語長文の勉強の仕方
英語の長文が出来ない理由に、以下の2点があげられます。
1.単語ができない
2.ストレス耐性がない
「単語ができない」とは、長文を読むのに必要な単語力がないことを意味します。また、「ストレス耐性がない」とは、長文が苦手な人にとって長文を読むことは大きなストレスになり、このストレス耐性がないとすぐに解くことを諦めてしまうということを意味します。
こういった問題を解決するためには、短めの長文から解く訓練をし、徐々に長めの長文を解く訓練をする必要があります。
例えば、初めは10~15行程度の長文を解く練習をします。
次に15~20行程度の長文を解く練習をします。長い長文は40行程度になることが多く、ちょうどその半分くらいのイメージです。
次に30~40行程度の長文を解く練習をします。一般的に模試に出てくる長文はこれくらいです。
いきなりこれからやると、やる気が失せますよね。まずは、短めの長文から解くことをおすすめします。しかし、長文はただやってもできるようになりません。以下のことを意識しながら勉強してみて下さい。
1.長文を解き、丸付けした後は、必ず全訳をして分からなかった単語を調べる。分からなかった単語で意識して覚えたい単語や熟語に蛍光ペンで線を引く。
2.全訳ができたあとに、もう一度問題を解く
多くの人は、長文を解いたあとに丸付けして終わりの人が多いです。これではほぼ意味がありません。記憶に残らないので力もつきません。全訳をすることで分からなかった単語や熟語や文法を理解し、解き直すことでどういった内容かが記憶に残ります。この地道な作業はストレス耐性を作り、徐々に長い長文も解けるようになります。解き終わったあとが大事なのですが、面倒くさくてそれをやらず、結局無駄に時間だけを使う非効率な勉強方法になっている人が多いです。本当に時間が無駄なんですね。「もったいない」ではなく、「無駄」なんです。解いた時間が。意味のある勉強にするには、解き終わったあとの全訳・解き直しが必要であることを覚えておいて下さい。初めは、解く時間より見直しの方が時間がかかります。力が大分ついてくると、見直しの時間も減ります。長文に苦手意識がある人は、解いた時間よりも確実に長く見直しをして下さい。
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