この記事のお話:過去問編(取捨選択)
定期テストが終わった今、勉強すべきは過去問です。そして、ここから過去問を中心に勉強していくことになります。
その際に注意しなければいけないことがいくつかあります。今日はそのうちの1つ、「取捨選択」についてお話していきたいと思います。
取捨選択とは
取捨選択とは、自分ができるようにする問題と捨てる問題を分けることを指します。これからは、これが重要です。
しかし、勉強があまり得意でない人ほど、応用問題をやろうとします。
これは死ぬほど非効率な勉強方法です。偏差値55くらいまでは、ひらすら基礎をやっていれば合格に届きます。
まだまだまだまだまだまだ、偏差値50を切っている人は、基礎が入っていません。応用問題をやるより、基礎を完璧にすることを優先すれば合格します。応用問題なんて一切やらなくてOK。
偏差値60前後の高校くらいからは、応用問題もいくつかやっていかないと合格は難しくなります。では、偏差値に限らず、
できるようにする問題と捨てる問題の見極め方はあるのでしょうか?
それは、
解説を聞いて(もしくはテキストの解説を見て)理解した問題はできるようにする、それ以外は捨てる
これが見極め方になります。先生の解説を聞いて理解できなかった問題を、その後自分1人の力でできるようになる可能性は極めて低いでしょう。だから、理解できなかった問題は捨てましょう。では、何となく理解できたような気がする。こういった問題は?・・・。その問題も捨てましょう。
解説を聞いて理解できた問題を、本当に全て暗記してアウトプットできるような状態になれば、大概合格します。
先日ある生徒のフォロー指導をしているときに、
日付が書いてあったら前置詞はonだよ。
と説明しました。しかし、彼は
そんなこと授業でやったっけ?
という顔をしていました。ちなみに彼は賢いですよ。偏差値は50を軽く超えています。しかし、この問題は、夏期講習から少なくとも5回以上は授業中に解説しています。ちなみに彼は、そのあと自分が間違えたこの問題を友達に質問していました。そのお友達は偏差値65くらいあるのですが、正解していました。
ここで言えることは、成績が良い人ほど、取るべき問題を取れるように勉強しているということです。
毎日新しく覚えることがあるでしょう。それを次の日にテストに出されたら解けるようにインプットとアウトプットを繰り返すのです。
問題を取捨選択し、選んだ問題を確実に取れるように勉強していけば、合格に近づいていきます。
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