茨城県立高校入試 2024 理科と社会

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理科

全体としてみると昨年並みか、やや易化したように思います。平均点は60点前後になる可能性があります。まず選択問題が解きやすかったです。どちらか2択で悩ませる問題があまりなかったのではないかと思います。計算問題は4問ありました。

大問2の(2)19.6Ω これは基本問題です。計算間違いさえしなければ解けた人は多かったと思います。

大問3の(4)3.36g これは出来なかった人の方が多かったと思います。

大問5の(3)77.4度 これは出来なかった人の方が多かったと思います。やり方を覚えていれば解ける問題ですが、実際は忘れている人の方が多かったのではないかと思います。

大問6の(2)9.16kg これは半々くらいでしょうか。計算しやすいように問題が作られていました。916倍し忘れていなければ解けたと思います。

理・社の偏差値が60超えている人にとっては、解きやすい問題だったと思います。その影響で平均点が昨年より少し上がる可能性があります。

社会

全体としてみると、平年並みだと思います。平均点は60点前後になるのでないかと思います。

地理は、1問1答や資料読み取り問題に慣れておくことで対応できた問題でした。

歴史は、それぞれの特徴や目的を把握することと、資料を日ごろから見ておくことが大事でした。六波羅探題と京都所司代の違いや、御成敗式目と武家諸法度の違いなどを理解していれば解きやすい問題だったと思います。ただの1問1答形式の暗記だと少し難しかったかもしれません。

公民は、意味を理解しているかが問われました。「衆議院の優越」や「一票の格差」、「大きな政府」などの意味を理解しているかが問われる問題でした。1問1答の丸暗記だと少し難しかったと思います。また、青年海外協力隊が行う「自立のための支援」というものがどういうものか理解しているか?、または文章を読み取って理解できるかが問われる問題もありました。

偏差値60を超える人にとっては解きやすい問題だったと思います。一方で偏差値50未満の人には、解きづらい問題だったかもしれません。4択以外に6択や9択問題など選択肢が増えたこと、言葉の意味を理解しているかどうか問われたことが影響したからです。

そのように考えると、平均点は、平年並みだと思います。

高校受験大変お疲れさまでした。国語はこれから載せます。

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