昨日は、自習に来る生徒が10名を超えました。その中には、普段自習に来ない生徒もいました。
これは、ちょっとした小さな変化かもしれませんが、これが継続できれば大きな変化に繋がります。毎年そういう生徒を見て来ています。
席大丈夫かな
と一瞬心配になりましたが、自習席は全員確保できました。うちみたいな小さな塾であれば、自習席がなかったり、自習席がせいぜい4席くらいが普通でしょう。でも、その倍以上の自習席を確保しているのは、自習に来た生徒の席を確保するためです。そして、自習に行くのが普通という雰囲気を作るためです。そうすることで勉強できる環境を整えています。しかし、自習に行っても自習するスペースがないという塾は意外と多いです。
昨日は中2の授業でした。でも、中2の生徒が授業に来る頃には自習席はほとんど埋まっていました。
なんでこんなに人がいるの?
と思ったでしょう。この姿を見ておくことで、
自習に来る人いるんだ・・・
と自分が自習に行くことを想像する人が出てくるかもしれません。
私は、家で勉強できるのであれば家で勉強すればいいと思っているので塾に来て自習をしなくても良いと思っています。でも、家でなかなか勉強できない人はどうでしょうか?最近はスマホを持っている人も多くなり、誘惑がとても多いです。そこで、
家だと誘惑に負けてしまうから塾に行くか・・・
と自習に来るのはとても良いことです。勉強は、意思でどうにかしようとするのではなく、勉強ができる環境に身を置くことが大事です。家で勉強できない人は塾で勉強をすればいいのです。冷暖房も効いてて、自習中はスマホをレターケースに入れておけば見なくすみます。皆静かに自習をしています。環境が整っています。勉強がはかどります。
小さな変化を起こすには、初め大きなエネルギーを必要とします。なぜなら、普段とは違うことをやろうとするからです。習慣化されている日常生活に新しいことを取り込もうとすると、環境の変化に初めは大きなエネルギーを必要とします。それだけ習慣の力は大きいということになります。成績が良い生徒に共通していることは、毎日勉強するのが習慣化されているということです。それが当たり前になれば勉強時間は必然と増えるのである程度までは成績は伸びていくでしょう。だから、まずは習慣化できるまで頑張ってみましょう。習慣化するまでには、
週4日以上やること。そして2か月継続すること。
これができれば習慣化できると言われています。そのためには、初めの小さな変化、その一歩が大事です。
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