夏休みは、「天王山」と言われるほど大事な時期になります。1日の勉強時間が1カ月後には大きな差になります。
1日平均2時間×40日=80時間
1日平均3時間×40日=120時間
1日平均4時間×40日=160時間
1日平均5時間×40日=200時間
1日平均6時間×40日=240時間
1日平均7時間×40日=280時間
1日平均8時間×40日=320時間
当然と言えば当然ですが、1日あたりの平均勉強時間が4倍になると、合計の勉強時間も4倍になります。しかし、この合計時間に大きな差が出ます。例えば、
1日平均2時間×40日=80時間
1日平均8時間×40日=320時間
だと合計240時間の差になります。これはとてもつもなく大きな差です。1日で見れば6時間の勉強の差ですが、塵も積もればで大きな差になります。私の感覚だと
・1日の平均勉強時間が4時間の生徒⇒偏差値50以上
・1日の平均勉強時間が6時間の生徒⇒偏差値60~偏差値65
・1日の平均勉強時間が8時間の生徒⇒偏差値70以上
単純に量が多ければ良いというものではありませんが、勉強はまず量をこなすことが大事です。「量質転化」という言葉がありますが、最初から質を求める人ほど、質は低いままになります。色々な失敗をしていないからです。だから気づきがありません。色々な失敗から人は学んで自然と質が上がっていきます。そういった意味では、ある程度「量」にこだわった勉強は必要です。あくまでも目安として考えて下さい。
勉強のやり方
とはいえ、量だけを意識した非効率な勉強方法は時間がもったいないです。「正しい勉強方法」を学び実践する中で、自分に合う合わないが出てくるでしょう。そういった経験を基に自分なりの勉強方法を見つけていきましょう。自分にぴったりの勉強方法は自分で見つけるしかありません。それにはいくつかの勉強方法を試す必要があります。
夏休みは「基礎」から復習できる絶好の機会です。「夏期入試勉強の仕方」の説明会では正しい勉強の仕方、効率の良い勉強の仕方、結果が出る勉強の仕方、心構えなどについて話をさせていただきます。ある程度やり方を掴んだら、あとは勉強するのみです。大事な大事な説明会、しっかりと準備して臨みたいと思います。
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