この記事のお話:抜き打ちテストとこの時期
何人が合格できた?
先週、確認テストをやる旨を生徒に伝えずに、抜き打ちテストを行いました。
ちょっといじわるね
合格率は約2割でした。
大体予想通り
次元の違う子は満点でした。宿題をやらされるという感覚ではなく、きちんと与えられたことを自らの意思で吸収し、定着させようとしているのが分かります。ただ、この領域に到達できるのは、学年順位1ケタくらいの人です。その他の普段合格している人の点数は、30~50点(100点満点)でした。ここから、
確認テストを行うのは意味がある
というのが分かります。先週の内容をどれだけ理解しているかを知るための確認テストは、とても意味があることが分かりました。確認テストをやるということが分かっていれば、合格するために復習をします。それが少しかもしれませんが、定着を促すのです。
子どもは色々と言い訳をします。でもね、結果が出ていない時は、やはり勉強量が足りていないことがほとんどです。勉強量が足りていても結果が出ないことがありえるのは、偏差値60以上の人です。偏差値60未満の人は、単純に勉強量が足りていません。
この時期、勉強のやり方が分からないは嘘
9月くらいになると中3生で
勉強の仕方が分かりません
という人が必ず何人か出てきます。この言葉、親からするとなんとも言い返しづらい言葉かもしれません。でもね、桜ゼミナールに通っていて、勉強の仕方は何度も何度も授業中に具体的に伝えているので、分からないはずがありません。しかも偏差値別にも伝えています。何度も同じ説明をしています。それでも生徒はなぜ分からないと言うのか?
それは、勉強したくないからです。
「勉強の仕方が分からない」と最もらしい言葉を使うことで、親を戸惑わせ、一時的に勉強から離れることができます。
勉強の仕方が分からない?・・・それは・・・そうなの?今さら?
じゃあ、塾の先生に聞いておいで
こんな感じです。
勉強の仕方が分からないと聞いてくる生徒に、
じゃあ数学は○○するように言ったけどやれてる?
理社は○○するように言ったけどやれてる?
と聞くと
やれてません
と返事がきます。明確に各教科これをやるようにと伝えていて、それをやってもらえれば結果が出るようになっていますが、実際はやれていません。勉強の仕方が分からないのではなく、勉強したくないから勉強していないだけです。じゃあ、ここからどうしていくのか?というのが大事ですよね。
既に中3の生徒面談は実施しました。国立を目指す人もいれば、県立を目指す人もいます。もちろん私立第一志望の人もいます。茨城県ではなく、千葉県を受験する人もいます。偏差値65前後の高校を目指す人もいれば、偏差値40前後の高校を目指す人もいます。中2と中3だけお通い頂いているとはいえ、様々な生徒が通っています。システムである程度回すことはできても、本当の意味で生徒のためにはなりません。なるべく個々に対応していくべきだと思います。9月ももうすぐ終わりますが、ひと月ひと月大事にしていきたいと思います。
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