GW特訓

GW特訓とは

GW特訓とは、ゴールデンウイーク期間中に行う塾の特別授業（有料）です。今年だと4/27～5/6の間で2日～4日間行う塾が多いです。GW特訓は中学受験をされる小学生を対象とした多くの塾で行われています。また、高校受験をされる中学生を対象としてGW特訓を行う塾もあります。

そもそもGW特訓の必要性ある？

そもそも約1週間～10日間のGW中に、特訓を行う必要性はあるのでしょうか？

私の見解としては、

です。GW期間中は、油断すると想像以上に学力が低下します。これは今まで塾で指導してきて実感しています。

と思ったことは何度もあります。本人は油断したつもりはないでしょう。ただ、GW期間中は部活や家族行事、友達との遊びで勉強のことがすっぽり抜けてしまう人が少なくないのも事実です。だからGW期間中に特訓をやる意味はあると思います。

しかし、中学生は微妙です。なぜなら部活がかなり忙しい人が多いからです。加えて

と思う人もいるでしょう。中学受験は明らかに意思を持って受験される方が多いですが、高校受験は公立中学校のほぼ皆が受験するので、まだ意識がそこまで高くなく、

休みたい

ゆっくりしたい

と思う方が普通です。GW特訓の意味や効果はあると思いますが、そこまで追い詰めなくてもいいんではないかという思いもあります。ただ、GW後に全体的に学力が下がる傾向はほぼ間違いないことなので、何かしらの対策や対応をする必要があると思います。

追加費用

結局このGW特訓は、塾にとってはおいしい商売になります。GW特訓を行っている塾の費用は、大体2万円～4万円です。塾にとっては稼ぎ時なのです。意味や効果はあると思うので、否定はしませんが、塾に入って

と頭を悩ませたくないものです。

桜ゼミナールでは、GW明けの学力低下を防ぐために以下の2つの取り組みを行っています。

1．学校ワークの提出

学校が授業で進めたところまでやる。

2．中3は特別講座（無料）の実施

中3は受験生です。前期から結果を出したいというのが本音です。だから、学校ワークの管理以外に、3週に渡って特別講座を開講しています。その費用が無料です。学力に応じて講座を選べるようになっています。普通なら費用がかかりますが、それをやらないのは、なるべく追加の費用を取りたくないからです。桜ゼミナールの塾代は決して安くありません。ただ、それでも大手の塾と比べると年間の費用は2/3くらいになります。大手が高すぎるだけなのですが、それは後から

と入塾時には説明していない費用がかかるからです。

中3の夏期講習は15万円くらい覚悟しておいてください

と言えば多くの人は入塾しないです。それでも、大手の塾は実際になんやかんや夏期講習は15万円くらいかかったりします。これからの時期、大手の塾は

お子様にはこれくらい必要です

と夏期講習の内容がメインの面談期間に入ります。本来面談は、お子様の現状を伝えたり、今後どうすれば良いかを伝えたり、しっかりとした受験情報を提供するのがあるべき姿だと思いますが、多くの塾は営業メインの面談になります。夏期講習が一番の稼ぎ時だからです。

桜ゼミナールは、入塾時に各講習いくら費用がかかるのかを必ず伝えています。だから、面談はお子様のことについてのみ話すことができます。営業をする必要はありません。だから根本的に意識がお子様に向いているのですが、大手の塾はお金のこと（夏期講習いくらとらせるか）がメインでお子様のことはちょっとしか話さず本来の面談とは言えません。

本来あるべき姿を目指す。桜ゼミナールはそういった塾です。