成績が上がりづらい人について過去のブログでも書いたことがあるのですが、このパターンは要注意というのが一つあります。
中1の最初の定期テストが400点前後⇒中1の後半にかけて平均点以下
もともとは平均以上の力があった方が、何かしらの理由で平均より順位を下げてしまった場合、簡単にはV字回復しません。
平均より順位を下げたということは、学年全体平均より勉強していないことになります。モチベーションが下がったのか、何かでつまずいたのかは分かりませんが、それを放置した結果そうなったということです。
ここで頑張って中2から順位が平均以上になったとします。しかし、中1の最初の点数や順位には及びません。この後、親の反応によって子どもの成績は大きく分かれていきます。

平均超えたじゃん!頑張ったね!
これが理想です。もちろんここで満足しているわけではありません。しかし、いったん平均を超えるということがまず最初に乗り越えないといけない大きな壁なんです。その壁を乗り越えたことを褒めましょう。



全然上がってないじゃん。塾に行っても変わんないじゃん。
これは言葉を選ばずに言うと最悪なんです。親が原因でこのあと子どもの成績は上がらなくなる可能性が高いです。いったん大きく下げた順位を平均より上にするには、思っている以上にエネルギーを使います。その努力を一切認めずに否定すると子どもは



親は全然頑張りとか見てくれないんだな。今回頑張ったのにな。前回より上がってるんだけどな。結果しか見てないんだな。そんな高望みしないでよ。
そんな風に思ったりします。頑張ったのに否定される。結果は前回より良くなったのに否定される。そりゃ子どものモチベーションは下がります。結果は大事ですが、親は特に結果よりも過程の努力に焦点をあててみてほしいと思います。
今回の定期テストで点数が上がった生徒が多数いますが、いつもよりも大きく点を上げた方が多かったように思います。
前回定期テスト202点→今回定期テスト302点
前回定期テスト344点→今回定期テスト433点
前回定期テスト335点→今回定期テスト423点
前回定期テスト225点→今回定期テスト300点
前回定期テスト193点→今回定期テスト295点
前回定期テスト368点→今回定期テスト429点
前回定期テスト269点→今回定期テスト367点
前回定期テスト353点→今回定期テスト401点
前回定期テスト330点→今回定期テスト391点
前回定期テスト347点→今回定期テスト388点
冷静に考えたら凄いですね。これ以外にも450点以上を初めて取った生徒もいます。この塾の規模で考えたらありえないくらいの結果が出ています。しかもこれは前回と比較してなので、一回でこれだけ上がったということです。
塾は成績を上げることが使命ですから。まだ上がっていない生徒も上げていきます。塾の先生が諦めたら終わり。私は最後まで諦めずに指導していきます。ただひたすら成績を上げるのみです。
当塾を選ばなかったことを後悔するくらい、私はただただ全力で成績を上げていきます。そして、当塾に通って良かったと言ってもらえるよう、ただただ成績を上げていくのみです。
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