どっちをやる?

娘は4歳で、これまで勉強に関してほとんど家で何もしてきませんでした。しかし、そろそろ平仮名の練習もやらせた方がいいかなということで、「七田式」の問題プリントを解かせることにしました。つい最近の話です。

そこで、選択肢は2つありました。

2・3歳児向けをやらせる

4・5歳児向けをやらせる

親としては、先に進めた方がいいような気がするかもしれませんが、娘が勉強に対して前向きな気持ち、

もっとやりたい

明日もやりたい

という風になってもらうことの方が重要です。継続して前向きに取り組むことで習得が早くなります。私が2・3歳向けの内容を見た限り、

うちの子は、これができるかあやしいな~

というのが何問かありました。反対に、

これは簡単にできそうだな~

というのもありました。だから迷わず、2・3歳向けの内容からやらせることにしました。解ける問題が多いと、

やったー!

楽しい!

となり、勉強が好きになります。娘も

もっとやりたい!

と言ってきました。これが、4・5歳向けの内容だったらそうはいかないでしょう。娘は早生まれなので、お友達は5歳の子もいます。今無理して難しいものをやらせる必要はありません。楽しく継続できるようにしていきたいと思います。


この勉強方法は、娘に限らずどの年代にも通じるやり方です。

出来そうな問題からやる。

出来そうな問題をちゃんとできるようにする。

出来そうな問題集を買う。

不思議なほどに、学校の成績が平均点以下の人ほど応用問題にまで手をつけます。平均点前後の人はまだいいですが、平均点より10点、20点以上下の人は、基礎をとにかく繰り返すことが大事です。応用なんてやる必要は一切ありません。それなのになぜ応用問題をやろうとするのでしょうか?

気持ちだけは高得点を狙っている=勉強方法が間違えている←これが一番多いように思います

・特に理由はなく、一通り基礎・標準・応用までやった方がいいと考えている

・できない時の言い訳をしている=「応用問題を勉強したから基礎で点を落としたとテスト前から言い訳を考えている」=「基礎だけ勉強して基礎を落として点が取れないのがこわいだけ」

生徒がテスト後に言う一番多いセリフは、

応用問題ができませんでした

です。

いやいやいや、あなたは応用問題の前に基本でしょ。基本問題は解けたの?

と思うことが多いのです。応用問題が解けなかったと言っていいのは、80点以上や90点以上、満点などを狙っている人だけです。だから、多くの人は「応用問題ができませんでした」は分析が間違っています。「基本問題で点を落としました。具体的には、〇〇です。」なんて言えたら、

おお~、正しく分析できてるね👍

となりますが、残念ながらこのように言ってくる人はほとんどいません。これは、そういった意味では改善のチャンスですね。正しい勉強方法、正しい分析方法。きちんと伝えていきたいと思います。

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