テスト対策

1．テスト対策は自学が基本

テスト対策というと、何か先生が授業をしてくれそうなイメージがありますが、テスト前で一番大事なことは、

自分で問題を解いて自分で考えさせる

ことです。例えば、中3の展開や因数分解の公式の基本問題は、全員が一度は出来ています。ところが、

と質問してくる人はまだいます。私は極力教えません。できないのではなく、家で復習してないから忘れているだけです。なぜその答えになるのか？どこからその数字が出てくるのか？それを自分で考えてやり方を思い出して、一人の力で解けるようになって初めてテストで点が取れます。

テスト前は教えすぎないこと、これがとても重要です。

しかし、本当に分からない問題は聞いた方がいいですよね。だから何回も声をかけまくりました。全員に

と声をかけました。自ら質問してくれたのは、全体の3割～4割くらいでした。

2．全員参加が基本

昨日は、テスト前だったので開校しました。対象中学は、愛宕中と守谷中です。全員が参加してくれました。全員参加を基本としている理由は、

成績を上げるため

でもあるのですが、一番の気持ちとしては、

やるべき時にやれる人になってほしいため

です。「テスト前は勉強をやる」、これほど分かりやすい時期はないですよね。ここで勉強しなかったらいつやるの？です。でも、そんな大事な時でさえ、目の前の誘惑に負けて勉強できない人がいます。これは偏見かもしれませんが、

と思うわけです。将来活躍できる人になってほしい。前向きに人生を歩んでほしい。充実した人生を歩んでほしいと思うわけです。そのためには、やるべき時にやれる人にならないと。そう思いませんか？

勉強を通して、知識以外にもこういった欲のコントロールなども学んでいきます。勉強を通して得られる力はたくさんあります。知識だけだと思ってたら大間違い。勉強の本質は、知識以外のところにあります。

テスト対策は、午前45分×3コマ。午後は40分×6コマを行います。勉強の体力があって最後まで集中力を切らさずに頑張れる人、勉強体力がまだついてなくて午後にはすぐ集中力が切れる人。色々な人がいますが、こういった訓練も大事です。ちなみに勉強と勉強の合間の休憩時間は5分です。

感想は様々ですが、今後もこれは継続していきたいと思います。