報われる努力、報われない努力

この記事のお話:報われる努力、報われない努力

報われない努力はある? 

 受験は、今までの人生で自分と向き合う時間が最も長い期間になると思います。これまで多くの生徒を見送ってきました。努力の末に合格を勝ち取った者、努力をしたけど涙を流した者。受験という機会を通して、人は大きく成長します。しかし、努力に報われない努力というのはあるのでしょうか?私はないと思います。よくある例をご紹介します。

合格したけど、入学後の勉強の手を抜いて、最終的に進んだ大学はその高校の進学実績では下位の大学

不合格になったけど、入学後に頑張り、その高校の進学実績では上位の大学

結果的に最終学歴は不合格になった人の方が上になるなんてことはよくあります。不合格になってしまった悔しさが、いつか自分を奮い立たせ、細胞レベルでもう不合格になるのは嫌だと拒絶し、今までよりもさらに頑張ることができる、そんな状態になる人もいます。高校受験は人生の通過点です。ここで全てが決まるわけではありません。だからこそ、意味があるのです。頑張れるか、頑張れないか、ここが大事です。最後1~2ヶ月の努力は、必ず人生において自分に大きくプラスに働きます。努力して意味のないことなんてありますか?努力して報われないなんてことありますか?もしそうだとしたら、頑張ること自体が、努力すること自体が悲しくなるのではないでしょうか?必ず、この頑張ったという点が、どこかの点に繋がり、人生を前向きに好転してくれることがあります。そう信じて頑張り続けていきたいと思います。

努力しても意味がない

なんていう人は、たいして努力したことがない人が言うセリフです。そんな人の言うセリフに影響されないようにしましょう。影響されるなら、やはり頑張った人のお話を聞いて影響されたいものです。短時間で得られるものに価値はない(低い)、短時間で得られないものこそ真の価値がある。真の価値とは、ここでは最後1~2ヶ月の努力のことを指します。後悔しないように最後まで努力し続けましょう。

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