この記事のお話:変わる人、変わらない人
変わる人
良い意味で変わってきた生徒が何人かいます。
宿題をやるタイミングは、塾の授業があった2日後までがいいよ
実際に実行してくれている生徒が何人かいます。行動が変わった生徒は、やはり今回の前期中間テストで結果を出しています。
また、授業の初めに確認テストを行っていますが、明らかに点数が上がってきている人がいます。そういった生徒は、やはり前期中間テストで結果を出しています。前期中間テスト後に確認テストの結果が良くなってきた人がいます。雰囲気も少し変わり、行動も変わってきました。このままいけば大きく変わるかもしれません。
間違えたところには、必ずチェックを入れるんだよ。自分をごまかさない。
解説を聞いて理解できたから〇にしとこう。答えを見て分かったから○にしておこう。答えを聞いてすぐ思い出せたから○にしておこう。そうやって自分をごまかしてると成績上がらないからね。自分をごまかさない。
間違えたところをどれだけ繰り返して丁寧に〇にしていくか、シンプルにそれが大事なんだよ。
何度言っても×をごまかして〇にする生徒がいます。それはやはり、普段の成績が平均点より低い子に多い傾向にあります。しかし、このことを聞いて、×をごまかさずに一つ一つ〇にしていくことで成績が上がった生徒も多数います。正しい勉強のやり方が定着していくと、徐々に徐々に上がっていきます。なかには途中でぐんと伸びる生徒もいます。
変わる人、それは素直に言うことを聞く人と言えるかもしれません。
変わらない人
変わらない人、それはたまたま今はまだ変わっていないだけです。どこかで変わるタイミングがきます。それはいつかは分かりませんが、なるべくすぐ、最短で変わるように指導しています。なかには、最後の最後で変わる人もいます。信じて指導することが大事です。受け身ではなく、こちらからも行動を起こさないといけません。変わらない人の特徴として、以下のようなものだ挙げらます。
1.勉強するのが面倒臭い
2.勉強が分からない
3.頑張っても結果が出なかったら怖い
1と2は勉強が分かるように指導していけば、比較的解決しやすい問題です。しかし、3は勇気がいる問題です。頑張ってみて結果と向き合う。もし結果がでなかったら・・・と考えると怖いんです。でも頑張らなければ、
頑張ってたら出来たかも
といつまでも自分に可能性を残せるんです。そうすると楽なんですよね。出来たかもという可能性が残りますから。でもそれは、逃げてるんです。自分から。だから、時には一緒に乗り越えてあげることも大事です。一歩を踏み出す勇気を与えることも大事です。生きていく上で逃げても問題ないケースも多々ありますが、勉強においては逃げない方がいいですよね。自分の将来に直結する可能性が高くなりますから。3のケースはちょっとやっかいです。時間がかかる可能性もあります。これまでの経験上、何度言っても簡単に変わらないことがあるからです。ただ、3のケースの人ほど、頑張った時には大きな成果が出ることが多いです。
指導者は、「授業の質」と「声掛け」がとても大事だと思います。その他は幹ではありません。枝です。枝は枝で大事ですが、幹が一番大事です。ここを意識して今後も指導していきたいと思います。
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