なぜ成績が上がらないのか

この記事のお話:なぜ成績が上がらないのか

成績が上がらない理由はいくつかありますが、8割は演習量不足だと言われています。

今回の中2のテスト範囲に、「1次関数の式を求める問題」があります。やり方を忘れている人も多く、意外と定着しにくい単元です。そのため、数学が苦手な生徒(平均点以下の生徒)には、個別に呼び出して指導させて頂きました。その場では理解し、類題も解いてもらい、その場では出来るようになっています。本当にできるようになっているのか?できるようになっています。なぜなら、できるまで指導しているからです。しかし、次の授業の時には、見事に1問も解けません。

個別で指導した意味・・・

本当に見事なまでに1問も解けないのです。なぜでしょうか?

それは、そのあと自分1人で解いてないからです。

あ~できるようになった

それで終わっています。そのあと自分で解いていません。もちろん言ってますよ。

今は出来てもやり方忘れるから、今日か明日にはもう一回自分で解いてね

と。しかし、やりません。そういう生徒はこれまでもたくさん見てきました。だから別に驚きはしません。でもちょっと焦りますよね。だってけやき台中はテスト直前ですから。もうできないとまずい状況です。

ちなみに「1次関数の式を求める問題」は、授業で3回やっています。しかも数字も全く同じ問題です。やり方を思い出してもらうために、意図的にここだけはそうしています。しかし、見事に1問も解けません。

このことは、塾関係者の人は特に驚くことではないのですが、親御さんはこのことを知っておいてほしいと思います。理解する力がないのではなく、演習量が足りてないから成績が伸びないのです

私はもちろん諦めませんよ。だから、昨日も休憩時間中は個別に呼び出して個別に指導しました。ここで大事なことは、授業自体は質の高い分かりやすい授業を提供できており、問題も厳選して選ぶことができているということです。しかし、足りないものがあるとすれば、それは自発的に勉強をするよう促すことです。もちろん他塾よりも何倍もそこは意識して伝えることができており、実際に他塾よりも何倍も変わっている生徒はいますが、それでもまだまだ改善の余地はあります。

そこで、新たにあることを始めることにしました。

もうね、うちでしかできないことやりますよ

もちろんお金はかかりません

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