2024年度 千葉県立高校入試 客観的な記事を書きましょう

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塾の先生が「今年は簡単だったね」というのは、ただの自慢

誰が見ても分かるような内容の記事を書いて

塾の先生が「今年は簡単だったね」というのは、ただの自慢

毎年、「今年は簡単!」、「めっちゃ簡単だった!」等の内容をSNSに投稿したり、ブログを書いたりする塾の先生がいます。塾の先生以外は、何を書いてもいいですよ。好きなように感想を書けばいいんです。良いも悪いもありません。

しかし、塾の先生が、感想しか書かず、その根拠を示さないのは不親切だと思うんですよね。だって、受験生、かなり気にするでしょ。

今年は例年通りだったのか?

簡単だったのか?難しかったのか?

自分はできた・できなかった・いつもと同じくらいだった。

大丈夫だろうか?

不安になるでしょう。その不安を煽るだけのブログしか書けないなら

書くな!

それが私の率直な感想です。でもね、こういう人、結構いるんです。こういう人って日ごろから生徒にも何も気を遣ってないんだなと思いますね。生徒の気持ちに寄り添うことなく、ただのお客さんとして接しているんだろうなと思います。そんな先生が、

今年は簡単だったね

というのは、ただ自分がいかに凄いかを自慢したいだけだと思うんですよね。

そもそも、

先生なんだから解けて当たり前でしょ

と思わないですか?数学の先生なら数学のテスト解けて当たり前ですよね。英語の先生なら英語のテスト解けて当たり前ですよね。仮にミスったり超難問があって解けない問題があったとしても、90点以上取れて当たり前ですよね。それを専門に教えているなら。でも、当たり前のことを自慢してくるんです。じゃあ、どこが簡単だったのか?例年との違いの根拠も示さず、ただ一言、「簡単だったね」とSNSに投稿するだけ・・・。生徒の不安煽りたいの?

誰が見ても分かるような記事の内容を書いて

昨日の記事でも書きましたが、数学の偏差値が65以上ある人にとっては、満点や90点以上が狙える内容でした。「超難問」と呼ばれるような問題はなかったと思います。例年、大問2の最後の問題、大問3の最後の問題、大問4の最後の問題は難しく、「超難問」であることも多く、正答率はかなり低い問題です。本当の意味で理解して正解できる人は、ほとんどいません。たまたま数字が合って正解した人はいますが、そうでなければ、100人に1人くらいしか理解して解けない問題になっていることもしばしばあります。しかし、今年は、「超難問」と呼ばれるような問題は特に見当たりません。そういった意味では、出来る人(数学の偏差値が65以上ある人)にとっては高得点が狙えるテストでした。

一方、数学が苦手な生徒には、ちょっと難しいテストでした。例えば、確率の問題で

2個のさいころA、Bを投げるとき、出る目の数が同じになる確率を求めなさい

だと解ける生徒も、昨日のように

点Pが直線y=x上の点となる確率を求めなさい

だと解けない生徒がいます。やり方も答えも同じですが、確率が関数と融合されて問題に出されると、別の問題に見えて分からなくなるんです。もちろん塾でもこの手の問題は解きましたが、偏差値が50未満の生徒は、やはり出題のされ方が変わるととたんに解けなくなる人が多いです。

こういった感じで、決して簡単には点を取らせてくれない問題がいくつもありました。そういった意味でできる・できないの二極化を生みやすいテストだと感じました。ただ、数学の偏差値が50未満の生徒でも解けるかどうか微妙な問題をいくつか用意することで、平均点が下がりすぎないように、そして解ける人は解けるので、平均点が50点くらいになるように作ろうとしたテストだと感じました。

今日で千葉県立高校入試が終わりますね。最後まで諦めずに頑張って下さい。

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