暗黙知

この記事のお話:暗黙知

明けましておめでとうございます。

随分遅い挨拶になりましたが、冬期講習期間中は生徒のために全力疾走でした。講習が終わってもゆっくりとできる時間があるわけではないですが、朝から夜まで授業ではなくなったので、時間の使い方が通常通りに戻りました。これからブログも再開していきます。

暗黙知

暗黙知とは、経験的に使っている知識だけど簡単には言葉で説明できない知識のこと

生徒と話す時、保護者と話す時、瞬時にこれまでの経験を基に何を話せばよいかが自然と出てきます。これは、塾業界で15年以上培ってきた知識と経験があるからです。いくつものフィルターを通して、言葉を発しています。生徒であれば大体以下のような感じです。

1.それは今言うべき発言か

2.その言葉は適切か

3.その発言は生徒を傷つけないか、過去の発言に基づいて判断しているか

4.その言葉が保護者に伝わっても問題ない内容で話しているか

5.独りよがりの発言をしていないか

6.それは生徒のためになることか

7.もう一度考えてそれは今言うべき内容か

8.生徒のモチベーションを下げることに繋がらないか

こういったいくつものフィルターを通して大体1秒以内に判断して言葉を発しています。1つの言葉の背景には、対象生徒や保護者の方、これまでの勉強の様子、塾の様子、習い事、友達付き合い、色々なものを考えて発言をしなければいけません。あまりにもパターンが多いため、すべてを明文化することはできません。しかしながら、これまでの暗黙知をある程度「形」にすることができればそれは多くの人に貢献できると考えています。今年は、そういった意味で「暗黙知を形にしていく」ことを目標にしていきたいと思います。塾を開校してちょうど3年経ちます。ただひたすら生徒の成績を上げることだけ考えてきました。それは今後も変わりません。塾としてさらに飛躍するには、「成績」という軸がぶれるということはしてはいけません。軸がぶれることなく、今年は確かな一歩を歩んでいきたいと思います。今後も宜しくお願い致します。

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