親がいっぱいいっぱいだと、どこがでそれが子に影響してしまいます。
親が家族のために頑張っていることはとても素晴らしいことです。しかし、体力の、精神の限界まで追い込んで働いたり家事・育児をやることは、子どもにとって良い環境とは言えません。私自身、とても忙しい時、(自分では気づかないで)追い詰められている時、やはりその時期は子どもに接する態度はかなり冷たかったなと思います。その時は、もちろん子どもに冷たくしようなんて思ってません。ただ、余裕がないからそうしようと思ってなくてもそうなってしまっていました。
じゃあどうすればよいか?いったん落ち着いて考えるしかありません。勇気を出して誰かと相談するしかありません。よくないのは、1人で抱えこんで、気づいたら限界を超えて周りを最悪な状況に巻き込むことです。そういった意味で夫婦の関係って大切なんです。偉そうに言っている私は1人で抱えこむタイプなので、説得力に欠けるかもしれません。でも、それでも困っている時は誰かに相談するべきだと思います。
このようなお話をしている理由は、現代人がとにかく忙しいからです。こんなことを言うと、
昔の方がもっと忙しかった
昔の方がもっと皆働いていた
など意見が出てくるかもしれませんが、今は今で大変なんです。昔と違い、情報の伝達スピードがケタ違いに速くなりました。中学生くらいになると多くの人がスマホを利用し、SNSを利用しています。何かと他人と比べやすい(比べてしまう)時代になりました。女性は家にいて家事をするのが普通だった時代から、女性も働いてなおかつ家事・育児をするのが普通になってきています。男性も働くだけだった時代から、働いてなおかつ家事・育児をする時代です。
余裕?
そんなものあるわけないだろ!という人の方が多いかもしれません。昔は、終身雇用・年功序列、まだまだ日本が未開拓だったが故に未来に希望が持てました。しかし今は経済が低迷し、未来像を描きづらい時代です。親も大変です。今の会社で上に行くために、今の会社で生き残るために、必死です。精神的に余裕がなくなってきている人が多いはずです。だからこそ、親の安定が重要です。自らの一つ一つの選択を否定することなく、前に進むために何かしら動いていきましょう。
日本には、未来に希望を持たせてくれるリーダーが必要です。己の利権しか考えていない政治家を見ると
なんで政治家になったの?
と思ってしまいます。信念も魂もこもっていない言葉に国民が動かされることはないでしょう。
日本は戦後20年で東京オリンピックを開催するまでに至りました。戦後、焼け野原になって何もないところからスタートし、驚異的な成長を遂げました。日本人が持っている底力はとてつもないものがあると思っています。とんでもない力が日本人には眠っていると思います。その力を再び呼び覚ますことができれば、日本はまた世界ナンバーワンになれると思うのは私だけでしょうか?
いっぱいいっぱいになる前に、いったん落ち着いて考える時間を設けましょう。親の精神の安定と子の精神の安定は、少なからず影響していると思います。次回は、お子様の勉強について記事を書く予定です。
コメント