個別指導は1:2まで

個別指導塾を検討される場合は、1:2(先生1人に生徒2人)までの形式の塾をおすすめします。

1:3以上は、私の経験上個別に指導することはもはや不可能に近く、生徒もただ塾に来てほぼ何も教わることなく帰るような感じになります。勉強が苦手なお子様は、なおさら1:2までの塾をおすすめします。

1:3以上が可能なのは、「質問対応」に特化している場合です。成績上位者はある意味この方法があってるかもしれません。ある程度自分で理解できるので、分からない所だけを聞くというのは効率が良いと思います。だから、1:3以上の個別指導の塾は、質問対応に特化している塾で、成績上位者(学年上位2割)の人に向いていると言えます。

なぜ今回このお話をしたのかというと、最近ある個別指導塾が1:1や1:2をやめて1:4のみに変更したのを知ったからです。これって塾の先生は分かるのですが、完全に塾都合です。今、先生を確保するのが大変な時代です。例えば生徒が40人いたとします。この場合、

1:2の形式の塾は、先生が20人必要です。

1:4の形式の塾は、先生が10人必要です。

このように、1:4の場合、必要な先生の人数が半分で済むので先生の確保がしやすいということになります。この場合、生徒のことを考えると「質問対応」に特化すべきですが、この塾は安さを売りにして「個別指導」を売りにしています。

1:4でどうやって個別に指導すんねん。
1:4で考えればその授業料はむしろかなり高いでしょ。

と思うのですが、塾も営業が上手いので「フランチャイズではないので授業料を安く抑えることができます!」みたいなことを書かれていると何となく「安い」という感じてしまう方もいらっしゃるのではないかと思います。

どこが生徒ファーストじゃ

と思うのですが、もうこの塾は生徒のことを見てないのがこれで分かりました。

勉強が苦手なお子様で個別指導をお考えの場合は、1:2までの塾にしましょう。

それよりもさらにもっと良い塾は・・・

桜ゼミナール

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