この記事のお話:力がついて当然
今回の定期テストでもV模擬でも統一模試でも塾でやった問題が結構出ていました。
ここでは、受験の時にこんな問題が出るよ。例えば・・・
あっ!これ塾でやったつだ!
見たことあるぞ!
と感じてほしいのですが、そのように感じる生徒はまだ一部のようで、実際は、
塾でやらなかったやつが出た
と言う人の方が多いものです。
おいおい!
ちょ、待てよ!
と言いたくなる気持ちです。
中2の全国模試が今日返ってきました。多くの生徒は見事に偏差値が伸びています。それもかなり伸びています。
おぉ~、すげ~
と思わず自分で言ってしまうくらいです。
貢献できてるな~
と思うわけです。同時に成績が上がっていない生徒のことも考えます。その時どこを見るか?
点数の良い科目です。得意科目があれば
自分はこの科目はできる!
とそれを支えに勉強が頑張れたりするものです。良いところを探し、反対に不得意科目をどう克服させるか?5科全体でどう上げるか?などを考えたりします。でも、初めは必ず良いところを見てあげましょう。勉強が苦手な人ほど、ほんの少しのネガティブな言葉でやる気を失くしやすい傾向にあります。
どうせ自分は・・・
体が拒絶するんですね。だから反対にポジティブな言葉で、希望や可能性を示してあげる必要があります。
桜ゼミナールで成績が伸びる生徒の割合が高い理由は、「生徒が頑張っているから」、それが一番の理由です。ではなぜ頑張ることができるのでしょうか?ここが本質だと思います。
授業の予習に時間をかける
私は、いまだに授業前は必ず自分で一度問題を解いています。理由は、生徒がどこでつまずきそうか?を知るためです。また、どこがポイントなのか?を明確にするためです。やはり、予習をするかしないかで授業の分かりやすさは少し変わります。その積み重ねは大きな差になります。
先を見据える
例えば、英語で「leave=出発する」という単語がよく出てくるのですが、この意味を分かっていない人がかなりいることが経験から分かります。また、「leave」は他にも「~のままにしておく」などの意味で長文で出てくることがあります。不規則動詞で、過去形では「left」になります。この単語は色々なところで出てきて鍵となる単語ですが、そういったこともしっかりと伝えています。他の教科も同様、これがなぜ大事なのか?というのを伝えています。私が大事といったやつは、必ず何度も今後は目にする問題です。先を見据えて授業をしています。
繰り返す
繰り返し同じ問題や類題を解いています。解説の仕方は毎回同じです。どこのタイミングで理解できて自分1人の力で解けるようになるかは分かりません。そのタイミングは人それぞれです。だから何度も繰り返します。
信じる
どこのタイミングでやる気になったり、勉強するようになるかは正直読めません。ただ、絶対に成績が上がることを信じて指導しています。少しでもやる気になったり勉強の必要性を感じてもらえるように色々な言葉を投げかけています。誰よりも愛情を込めて。
分かりやすく質の高い授業を愛情を込めて・・・
力がついて当然なんです・・・
結果が出ないとすれば、多くは「量」です。単純に「量」が足りていません。桜ゼミナールに入って成績が上がった人は、明らかに「量」が増えています。分かることが楽しいとなってくれば「量」が増えてもそれほど苦痛ではありません。まずは分かるように、理解できるように、丁寧に指導しています。
でも、まだまだ・・・
まだまだ私にも改善できる点はあります。常に改善を試みながら明日へと繋げていきたいと思います。
コメント