数学学年3位
基礎をおろそかにしない
数学学年3位
今回の定期テストで、数学の順位が学年3位の生徒がいました。このお子様は、もともと応用問題を理解して解く力を持っていました。しかし、これまでのテストでは応用問題ではなく、基礎から標準問題で点を落とすことが多く、平均点より+10点くらいになることが多かったです。今回は、基礎から標準問題に重きを置き、そこで取りこぼしがないように意識して指導しました。結果、取りこぼしがほとんどなかったため、学年3位を取ることができました。
これ解いてみて
解かせることで、基礎から標準問題のやり方を忘れていることを認識してもらうようにしました。案の定、やり方を忘れていたので再指導しました。
ケアレスミス・・・×
やり方を忘れている・・・〇
これが正しいですね。よく生徒は、
ケアレスミスしました
と、自分に都合の良い言葉を使いますが、実際は勉強不足なだけなんです。反復が足らず、定着するに至っていないだけなんです。ケアレスミスをなくす一番のポイントは、自分の意識をどこまで高めるかだと思います。
何点を目指すのか?
これによって間違える問題の数は左右されます。また、勉強内容も変わります。本気で満点を狙うなら、何度も何度も反復します。学校ワーク1ページにつき、10秒くらいで見直しが終わるくらい、問題を見た瞬間に答えが分かるくらい、何度も何度も繰り返します。
- テスト前の勉強で自分がどこを間違えたのか?
- なぜ間違えたのか?
- 漢字はきちんと覚えられているか?
満点を取るためには、細心の注意を払いながら見直しをし、覚えていきます。
何点を目指すのか? ここをこれまでよりも上に設定し、本気で狙っていけばケアレスミスを減らすことができます。
基礎をおろそかにしない
これは、定期テストに限らず、受験でも同様のことが言えます。また、どの教科も共通して言えます。
テスト(受験)で失敗する人の共通点は何だと思う?
それはね、2つあるよ。
1つ目は、基本問題で点を落とすこと
2つ目は、一つの問題に時間をかけすぎること
基本問題で点を落とした場合、他(応用問題)でカバーするのはより難しくなるでしょう。だから、基本問題で点を落とさないようにすることが大事です。塾でも定期テスト前は約2週間~1か月間かけて復習をしますが、必ず基本問題を毎回入れるようにしています。基本問題で点を落としたら、目標点に届かなくなるからです。
基礎を大事にしましょう。
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