この記事のお話:油断大敵
油断大敵
毎年この時期(ゴールデンウイーク)になると、2年前のことが強く思い出されます。
えぇ~、こんなに出来なくなってる!
こんなに出来なくなるものなの?
定期テストで言えば420点前後、偏差値で言えば60前後の生徒が、展開や因数分解がほとんどできなくなっていました。
おおいっ!どうした!?
これがまさに
油断大敵
というやつですね。よって今週の月曜日と火曜日は通常通り塾の授業があり、土曜日は英検対策や特別講座(無料)や自習などで13時から教室の利用が可能となっております。
また、定期テストが上手くいかないパターン1位は、
学校ワークが進んでいないこと
です。定期テスト前にため込むと、テスト直前にやらないといけない学校ワークのページ数は、5教科で100ページを超えるでしょう。どんなにできる人も、テスト直前に100ページやれと言われたらやる気を失います。ため込まないこと、そのために強制的に学校ワークを宿題にしています。
私の経験上、400点前後の生徒が一番自分は勉強ができると思っている人の割合が高いです。
反対に450点以上の生徒は、自分ができるとはあまり思っていません。なぜなら、頑張っても学年順位1ケタやトップスリーには敵わないことを知っているからです。人よりも努力しても越えられない壁があることを知っています(いつかは越えることが可能ですが)。だから、自分ができるとはあまり思ってません。
400点前後の生徒→学校の授業を軽視しがち
450点以上の生徒→学校の授業から何か一つでも学ぶことはないか貪欲に集中して聞く
450点以上の生徒は基礎をおろそかにしません。また、勉強の習慣もついている人が多いです。だから、「油断」があまりありません。しかし、400点前後の生徒は自分ができると思っている人が多いので、「油断」をします。そして、勉強の習慣がついている人は多くはないので、この時期大きく成績を下げる人もいます。
平均点前後の生徒や平均点より下の生徒は「遊び」の方に流される人が多い
少しでも塾で正しい方向に導いてあげられるように多少の強制をしています。
今が忙しく大変な時期だからこそ、「油断」をしない。先を見据えて踏ん張る時期です。ここから1ヶ月、お子様達は大きなストレスを抱える時期です。新しい環境、総体前、漢検前、英検前、修学旅行前などなど、たくさんのことが同時に起こります。この時期は強く言うのではなく、優しく見守ってあげて下さい。かといって勉強をやらないのはなしです。心配な時は塾にご連絡下さい。私もお子様達のためにやれることはしっかりとやっていきたいと思います。
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