たがためⅡ

この記事のお話:たがためⅡ

たがためⅡ

桜ゼミナールでは、今年度より、「24時間365日オープン オンライン自習室」というものを始めました。

オンライン自習室は、zoomなどのビデオ会議用のツールを使用して参加者同士がオンラインで繋ぎながら自習を行う仮想の自習室空間のことです。

オンライン自習室に参加している間は、もちろんゲームなどできません。自分1人じゃない、他に勉強している人がいる姿を見て、「自分も勉強を頑張ろう」という気持ちになれます。

なぜ、このオンライン自習室を取り入れたのか?

それは、ご家庭での学習量を増やしたかったからです。多くの塾で共通の悩みは、

塾では勉強を頑張るけど、家では勉強をしない、家で勉強量が少ない

です。桜ゼミナールでは、少し違います。

力はついているはずなのに、家での勉強量が足らず、伸び悩んでいる生徒が何人かいる

です。いずれにしても、家での勉強量が足らず成績が伸び悩んでいる人がいます。

何とか家での学習量を増やしたいな、何かいい方法はないかな・・・

と考えていたところ、縁あってこの「24時間365日オープン オンライン自習室」というものを知ることができました。まだ、つい最近やり始めたばかりですが、利用率(実際にこのシステムを利用して1時間以上勉強した人)はどれくらいでしょうか?

30%強

です。思ったより多い印象ですね。始めたばかりですからね。実質始めて1週間です。今後1週間で、利用率を70%以上にしたいと思います。早速利用した人からは、

楽しい

凄く集中できた

など、前向きなコメントが届いています。これ、何が凄いかって、今までは1週間の家での勉強時間が0分~60分未満だった人が、1週間で3時間以上勉強しているということです。

すげぇ~

「24時間365日オープン オンライン自習室」は、勉強を始めるきっかけにもなります。これがあるから勉強をやろう!というきっかけになるのです。もちろん全ての人に当てはまるわけではないですが、今までよりも割合でいうと、圧倒的に家での学習量が増えると予想します。

ちなみに、このシステム利用料、「無料」です。

やりすぎじゃない?

大丈夫?

追加料金はできるだけとりたくない

というのが塾長の思いにあるので、これまた「無料」となっております。もちろん、このシステムの利用にあたり費用はかかります。月額利用料+生徒の人数に応じて+の費用がかかります。利用する人が多ければ多いほど、塾の負担は増えます。基本的に全員に利用してほしいと考えているので、塾生が増えるほど負担は増えていくことになります。それでもなぜ「無料」なのか?なぜそこまでやるのか?

たがため?

生徒のためです

正しい勉強方法、本当に使えるICT教材、そういったものを提供していきたいと考えています。時代は便利すぎるくらい、便利になりました。同時に選択肢が増えました。何を選択するのか?提供する側、塾でいうと塾長がきちんと把握していないと適切なサービスは提供できません。塾には、たくさんのICT教材の案内が届きます。

おぉ~、良さそうだな

と一瞬どれも思うくらい、見た目は良い広告です。実際、質の低いICT教材はあまりありません。要は、利用する側にとってより適切なものを選んでいく形になります。正直、見るだけでも結構疲れます。それでも、大概のICT教材には目を通し、実際に自分自身が利用し、良いと思ったものだけを提供しています。逆を言えば、私が利用して生徒には利用してもらうに至らなかったサービスもいくつかあります。どうせやるなら、本当に良いものだけを提供していきたいという思いが強いです。1人でも多くの生徒の成績を上げたい、と思っています。塾ではどうしようもできなかった、家での勉強時間を知ることができるシステムであり、生徒にとっても勉強を始めるきっかけとなり実際に勉強量が増えるシステムです。

親は勉強した方がいいと言う。学校の先生も勉強した方がいいと言う。塾の先生も勉強した方がいいと言う。

皆が勉強した方がいいと言うからには、きっとそれが正解何だろう。

勉強すれば確かに選択肢が広がるし、将来安定するかもしれない。

あんまり勉強やる気にはなれないけど、でもやっぱり勉強はした方がいいのかな・・・

と、そうやって想像力を働かせることができるのも立派な才能だと思うよ。

生徒にはこのように伝えています。今中学生がやらないといけないこと、それは「勉強です」。大人になって歴史を勉強しても、「趣味」の領域になり、それが自分の仕事の選択肢を広げてくれることはありません。でも、今勉強を頑張っていれば、将来働く時の選択肢を間違いなく広げてくれるでしょう。今よりも勉強を頑張り、今よりも良い成績を取り、今よりも選択肢を広げる、そんな未来を塾ではいつも思い描いています。

このシステムをただ単に導入するだけでなく、それをより良く運用していけるように、日々考えてやっていきたいと思います。

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