今回の学年末テストで学年順位が1ケタになった生徒がいます。
入塾前の定期テストと比べると、5科で100点以上上がっています。

すげぇ~
このような成績の上がり方をするのは、普通は塾に1人くらいしかいないのですが、1人じゃなくて複数人いるのが当塾が他の塾と違うところです。しかも、5科で100点以上でなくても限りなくそれに近い点数上がった人も複数人います。今回の学年末テストで過去最高を更新した生徒もいます。全体としてみればかなり良かったと思いますが、それは生徒が頑張ったからです。
なぜこんなことが起きるのか?それは大きく二つあります。
生徒の可能性を信じる
ダメな塾の先生は、少し指導すると、
この子はこれくらいが限界かな
と勝手にその子の限界を決めてしまいます。その子のために何かしてあげて、色々なことを試した結果そう判断するのならまだわかるのですが、ちょっと教えただけで誤った判断をする人が多いんです。
私は生徒の限界を決めません。先入観を持たずに指導しているから、時にとんでもなく成績が上がる生徒が出てくるのです。「信じる」といえば聞こえはいいですが、実践できている人は少ない印象です。
質の高い授業とノウハウ
ほぼ何が出るか言い当てています。定期テストでも塾で出ると言った内容が本当によく出題されています。



国語は対比を使って違いを明確にする問題が多いから、ここの「人を殺して自分が生きる」の反対の生き方である「我が身を殺して、名誉を守る」とかは狙われやすいよ。
これはほんの一例で、他教科もたくさん塾でやった内容が出ています。
今年の茨城県の受験も授業で指導した内容が出ました。



最近の証明の流行なのか、「三角形の内角の和が180度であることを利用して、2角が等しければ残りの角も等しい」これを使て証明させる問題が増えてきてるんだよね。
まさにこれ!が出題されました。
なぜ言い当てることができるのか?それは私の勘が冴えているからです。私は、いまだに問題を自分で解いてから授業に臨むようにしています。解けるのは分かっていても、勘が鈍るのをどこかで恐れています。毎回解き続けることで、勘が鈍らないように、生徒が間違えそうな問題がどこか、重要な問題はどこか、テストに出そうな問題はどこか、それが直感と経験で分かるようにしています。それはね、5教科教えていますからね。多分全国トップクラスで問題を解いているんじゃないかと思います。
他にもこまかいところで色々やってます。大手は基本的にシステムで回そうとするから結果があまり出ません。個々の対応が難しいんですね。桜ゼミナールはなるべく個々に見るようにしているので、その子にあった対応を心がけています。今回成績上位層の人には何人か個別に+αの定期テスト対策プリントを渡しました。見事に高得点を取ってきています。それをやったからというわけではないかもしれませんが、それが一因になっていることは間違いないでしょう。
受験生になる前にここで結果を残せたことは少し自信になったのではないかと思います。今回結果が出た人もそうでない人も、受験生になることで意識を一つ高めていきましょう。
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