定期テストの結果

今週から多くの中学校で定期テストが返ってきています。多くの生徒がテスト結果を持ってきてくれています。その中で、奇跡的な伸びをしている生徒がいます。

これまで・・・5教科で定期テスト150点未満

今回・・・2教科で160点以上

このお子様は、体験授業の時に

勉強ってやる意味あるんですかね?

と質問してきました。普通、体験授業の時は何もかも初めてになりますので、こういう質問してくる生徒は過去に1人もいませんでした。初めての塾・教室・先生、初対面の人に向かってこういった質問できますか?それほどこのお子様は勉強が嫌いでした。入塾後も塾の授業を結構休みました。休んだ分のフォロー指導はしていましたが、まずは塾に通えるようになるところからスタートでした。だからあまりプレッシャーをかけずにやっていました。もともと秘めたる力は持っていましたが、結果は私の想像以上でした。

すげぇ~

このお子様の良かったところは、問題を解いてことです。見て覚えた気にならずに、きちんと解いて出来ているか覚えているかを確かめていました。結果、何度も解き直しをしたはずです。また、ポイントが何なのかを意識して勉強していました。勉強の仕方やアドバイスは結構真剣に聞いてくれていたように思います。人のアドバイスに耳を傾けるだけでなく、それを実行できる人はやはり結果が出やすいです。

また、別のお子様は、3教科返却されたテストが全て90点以上でした。これまでここまでの点数は取れていなかったので、過去最高を更新する可能性があります。一方、あまり良くなかった生徒もいます。5教科全体的に良くなかったという生徒は1割~多くても2割くらいで、特定の教科が良くなかった、良かったという生徒が多かったように思います。


振り返り

テスト後で一番大事なことは、振り返りをすることです。

結果が良かった人は、次も同等以上の結果を出すにはどうしたら良いかを考えましょう。今回何が上手くいったのか?それは次回も継続した方がいいでしょう。「次はさらに何を頑張ってみようかな」と考えてみて下さい。

結果が良くなかった人は、何が原因かをはっきりさせてください。多くの人は、うすうす気づいていると思います。結局学校ワークを繰り返しやれなかった。スマホの誘惑に勝てなかった。こういった理由であることが多いと思います。こういう時に大事なことは、意思を変えることではなく環境を変えることです。勉強ができる人ほど、自分を客観的に見ることができています。

自分はスマホが近くにあったら気になっちゃうから、勉強の時は電源を切って見えないところに置いておこう。

自分は、勉強の途中に辞書や消しゴムや定規を探すとそこで集中力が少し切れるから、最初から机の上には必要なものを置いておこう。

自分は、部屋にゲーム機があると遊んじゃうからテスト2週間前は部屋の奥の奥にしまって取り出せないようにしよう。

こうやって自分の弱さを客観的に見ることができ、上手く対処できます。しかし、勉強が苦手な人ほど、意思を変えて何とかやろうとするんです。

よし、気合入れてやるぞ!

具体性がないんです。気持ちだけでは実際は行動に移せません。勉強ができる人は意思が強いのではなく、自分の弱さを客観的に見ることができる人だと思っています。それが逆に強みにもなります。上手く対処できるからです。

でもね、勉強が苦手な人は人の意見をすんなりと聞けない人も多いんです。それは勉強ができない劣等感や否定され続けたことが原因となっていることもあります。初めは自分は勉強できないとは思ってなかった人も、

だからできないのよ

なんでやらないの?

まだやってないの?

どこにそんな余裕があるの?

と言われ続けるうちに、

どうせできないから俺は(私は)

という気持ちになり、勉強も嫌になります。体が拒絶するんです。だから人のアドバイスにも耳を貸しません。勉強が苦手な人は、こういった劣等感を持っている人が少なくありません。それでも、冒頭の生徒のように変われる人もいます。ただ、その変わるタイミングは人によって違います。信じて指導し続けるしかないんです。

「裏切られた」と思う人もいるでしょう。「これだけ期待しているのに」、「これだけ思っているのに」と。でもそれを言えば、私は何回裏切られていることになるんでしょうか?私はお子様の成績のこと絶対にあきらめませんからね。ただ、私は裏切られたなんて1ミリも思っていません。

そんなもの

と思っています。だって自分が子どもの時、親の言うことを素直に聞く子でしたか?私が中学生の頃は親に反発したり偉そうな口を聞いたり、随分調子に乗ってたなと思います。もちろん親の言うことを素直に聞いていたという人もいると思いますが、反抗期などで親の言うことにいちいち反発する人もいるんです。だから、期待はするけど期待しないという気持ちが大切だと思います。前半の「期待はする」は、お子様の可能性を絶対的に信じるということです。後半の「期待はしない」は、もしお子様が上手くいかない時があっても親が動揺せずにそれを支えてあげましょうということです。期待しすぎるのは親のエゴでもあると思います。その前に、お子様と向き合うことが大事です。お子様は本当は何に興味があるのか?何に困っているのか?どう思っているのか?こういうのを全て無視して勉強の話しかしなかったら、お子様もどんどん殻に閉じこもってしまうことになります。


また、定期テストでは平均点からどれだけ離れているかを見ましょう。点数だけで判断するとお子様のモチベーションを下げることもあります。

①テストの点数・・・80点/平均点75点に対して

②テストの点数・・・70点/平均点50点に対して

どちらがより価値があるかと言ったら圧倒的に②の方です。でも、見た目が良いのは①の方です。70点よりは80点の方が良い点数に見えます。でも、実際は平均点よりもより高いのは②の方です。順位も圧倒的に②の方がいいです。

こうやって点数だけで見るとお子様のせっかくの頑張りを否定することになるかもしれないので、点数ではなく順位で見てあげましょう。

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