定期テストの結果②

定期テストでは、点数や順位が上がる生徒も下がる生徒もキープの生徒もいます。どれが良い悪いではなく、そのテストが自分なりに頑張れた結果なのかが大事です。大いに反省する必要があるなら、実際にその反省を活かして次は成績を上げていけばいいんです。頑張ったけど順位がキープだった人は、その頑張りを続けていると再びどこかで上昇に転じます。今が能力の限界ではないということです。テストが返ってくると、つい目の前の結果だけに捉われてしまうので、感情的になったり、怒ったりしてしまうこともあるかもしれません。ではどういう風に考えていけばよいのか?いくつかのパターンを例を挙げて説明致します。

学年6位

今回の定期テストで、学年6位を取った中1のお子様がいらっしゃいます。

すげぇ~

この順位自体はとても素晴らしいです。ここで大事なことは、今回の定期テストが中1の成績の中で一番良い可能性もありますし、さらに上の順位を取る可能性もあります。もし、仮に今回が中1の中で一番良い成績だとして、必要以上にプレッシャーをかけないように、中2が終わる時までにこの順位を更新できればgood!という考えでいることをおすすめしております。プレッシャーが良い方向に傾く時もあれば、そうでない方向に傾く時もあります。だから、必要以上にプレッシャーをかけすぎずに、自分のペースで自分なりに頑張っていきましょう。もし、行き詰ることがあれば相談して下さい。

苦手科目の克服

英語が苦手なお子様が、今回テストで93点を取りました。

すげぇ~

少し自信がついたようです。英検も上手く活用しながら英語の勉強を進めていってもらっています。今のところ上手くいっていると思います。4教科が90点以上、なぜか国語があまり良くなかったので、つい転びそうになりました。

おぉ~い!

みたいな感じで。でも、英語の苦手科目が克服できそうで良かったです。苦手科目を克服するには、狙いを定めることです。意識して明確に対策を練ることです。具体性があった方が上手くいきます。「定期テストで〇〇点以上取る!」、「英検〇級に合格する!」など、具体的な目標を立てて実行することが大事です。苦手科目を克服したいと思いながらも、なかなか克服できないのは、具体性がないからです。まずは明確に目標を立てましょう。人は不思議なもので、本気になれば具体的なアイデアが思いつきます。本気になるには、これまでよりも具体的にイメージすることが大事です。

・定期テストで〇〇点取ったらどんな気分になるだろうか?

・定期テストで〇〇点取ったら自分にとってどんな良いことがあるのだろうか?

・定期テストで〇〇点取ったらかっこいいかも

・定期テストで〇〇点取ったら先生驚くかな

何でもいいんです。ちょっとイメージしてみましょう。そして、

ちょっと頑張ってみようかな

という気持ちになったら具体的な対策を練ってみましょう。ここまでくれば大分成績が上がりやすくなります。

塾に入っても成績が変わらない

残念ながら、塾に入っても成績が変わらない人もいます。当然、そういった生徒・保護者の方に対しては大変申し訳なく思うのですが、成績が上がらない人には共通点があります。

授業が受け身

授業中にメモをとらなかったり、眠そうにしたり、集中力がなかったり、こういった生徒はやはり成績が上がりづらいです。メモを取らないのは、「自分を客観的に見ることができていない+想像力の欠如」だと思います。解説を聞いて分かった気になる(実際はその瞬間は分かっていることもある)、だからメモを取らなくてもいいと思っている。また、「後から自分のノートを見直した時に果たしてこのメモで自分は本当に理解できるのだろうか?」と想像することができません。なぜなら、今、この目の前の授業が終わることの方を望んでいるからです。

授業の内容を少しでも吸収してやるぞ! < 早く終わってほしい

こんな感じで授業が受け身になっていると成績は上がりづらいです。

話を聞かない・素直でない

授業中など、勉強の仕方について結構アドバイスをしています。私は、記憶術インストラクターの資格も持っていますし、科学的に実証されている勉強方法も学んでいます。それらをこれまで20年以上の指導経験のもとで照らし合わせて、本当に効果のある勉強方法、中学生が実行できる勉強方法を伝えています。自分で言うのもなんですが、かなり貴重なアドバイスをしていると思っています。それらを素直に聞いて実行できる人と実行できない人がいます。実行できない人は、「面倒くさい」、「プライドが邪魔して素直になれない」、「そもそも話を覚えていない」などが原因です。学力平均位のお子様でも、私がこれまで何度も繰り返しているアドバイスを個別に伝えた時に

覚えていません・・・。先生そんなこと言いましたっけ?

と平気で言います。そんなものです。もう慣れました。でも、どこかで人は変わる可能性があるので、諦めずに伝え続けています。

勉強の仕方が間違っている

私は数学を教えているので、とにかく数学は基本で点を落とさないようにと伝えています。結局、90点以上点数を取っている人も、基本問題で1問くらい落としていることもあります。平均点前後の人は、確実に基本問題~標準問題で点を落としています。だから、

「応用問題が取れなかった」とかかっこつけて言わなくていいから。応用問題は多くの人が解けないから応用問題でしょ。でも実際は応用問題じゃなくて基本問題で皆点を落としてるんだよ。だから、「応用問題で点が取れなかった」とかかっこつけて言わなくていいから。

敢えて念を押して2回同じことを言いました。だって皆口を揃えたように、

応用問題が解けませんでした

って言うんです。

いやいやいや。その前に基本問題でどれだけ点を落としているの?

と思うわけです。

あと、数学で意外に多いのは、塾の授業で結構復習をしているので、授業で大分分かった気になって家で数学の勉強時間が極端に少なくなる人がいます。それだとせっかく平均点より上にいく力があっても、平均点を下回ることもあります。だから、家でも勉強するように!と伝えていますが、実際は他の科目に勉強時間を費やしたり、単純に全体的な勉強量が足りてなくて思ったほど取れない生徒もいます。平均点を超える力はあるのに・・・と思うわけです。

誘惑に負ける

勉強をしても、すぐにスマホを見る人がいます。塾では自習中にスマホを見ることができません(休憩中は見ることができます)。塾のルールがあるのでそれはほとんどの人がきちんと守ってくれています。しかし、家ではそういったルールは決められていないと思いますし、自分で律してやるものでもあるので、自分次第となります。そうすると、

おそらくこの子は、家で勉強する時は集中力が続かないんだろうな~

と思う生徒が何人かいます。そういった生徒に共通していることは、

とにかくお菓子をよく食べる(塾内でも)

隙あらば人の目を盗んでスマホを見ようとする(塾内でも=スマホ依存症)

ゲームや漫画やアプリや娯楽のことにやたら詳しい(そこに時間を割いているのが伝わる)

眠そう(おそらく夜寝るのが遅くて、学校の授業も塾の授業もあまり集中できていない)

誘惑に負けるのは意思が弱いのではなく、依存症かそれに近い状態なのだと思います。時間をかけてでも、ここは真剣に考える場を設けた方がいいと思います。自分自身でもそう、親子でもそう、真剣に考える場を設けましょう。そして、1回話し合って終わりではありませんので、経過を見ていく必要があります。途中で約束が守れないこともあるでしょう。でも、そこではぐっとこらえて「それが普通」だと考えて下さい。都度、考えてやっていきましょう。大事なのは、前進しているかどうかです。

例えば、こういった生徒がいた場合、塾では全体の場でも個別でも話をしたりしています。アドバイスもしています。なるべく前向きになるような声掛けもしています。

今回は、あの状況下(学校ワークが全然終わっていない)でよくこれ(この点数)で耐えたね。でも、次は本気になった時の結果を見てみたいですね。

本気になった時の力はまだまだ上であることを知っているからこそできる声掛けです。

塾は結果が出た時は大々的に宣伝をしますが、そうでない話をしている塾はあまりないんじゃないかなと思います。私は包み隠さず塾の中の話をしています。ちなみに今回も過去最高点や過去最高順位を更新した生徒が結構います。それは全ての結果が返ってきたらまたの機会に伝えられたらと思います。

次の定期テストに向けて、全員が振り返りをしましょう。そして、次の定期テストで何を実行するのかを決めてください。「学校ワークを3周する!」でもいいですし、「学校ワーク+単元テストを完璧にやる!」でも何でもいいんです。次に何をやるかを決めましょう。

これをやらなければ、結局何も変わってないことになります。何も学んでないことになります。「時が止まったまま」という感じです。それが私は嫌なんですね。だから、結果が出るでないはやってみないと分かりませんが、その前段階として次に何をやるのか決めることが大事です。それを実行できたら、結果に関係なく少なくとも前進していることになります。そういった経験を大事にしてほしいと思います。

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