塾の先生がおすすめする本①

  • この記事のお話
  • ・教科書ガイド英語をおすすめする理由
  • ・注意点
  • ・結果が出る使い方

1.教科書ガイド英語をおすすめする理由

 教科書ガイド英語をおすすめする理由は、一言で言うと「オールインワン」だからです。教科書ガイド英語では、英語を理解し定期テストで結果を出すために以下の3点が上手くまとめられています。

  • 単語・熟語が分かる

教科書に出てくる英単語・英熟語の「読み方」と「意味」が載っています。英語が苦手な人は、「読み方」がそもそも分かりません。読み方が分からない英単語のスペルを覚える気になるでしょうか?なかなかならないと思います。発音と意味を理解する上で「読み方」が分かることはとても大事です。

  • 教科書本文の和訳が分かる

教科書本文の和訳が全て載っています。英語が苦手な人は、教科書の内容をそもそも把握していない人が多いです。教科書の内容を把握しないでテストの点数を取ることは難しいです。その点、このテキストは教科書和訳が全て書いていますので、そもそもどういうお話なのかというのがきちんと理解出来るようになっています。

  • 文法が分かる

単語や教科書の内容だけでなく、文法までしっかりと解説をしてくれています。また、その例題や類題も載っています。実際の定期テストでは、多くの中学校で「単語・熟語」、「教科書の内容」、「文法」のすべてが出題されます。よって文法までしっかりと理解することが大切です。

 次に、教科書ガイド英語をおすすめする理由は、英語は近年難化しているからです。具体的には学ぶ単語の量が圧倒的に増えました。

2019年度まで:中学卒業までに約1200語の英単語を習う

2021年度から:中学卒業までに約2400語の英単語を習う

 現在は、小学生から英語を習っていることもあり、中学卒業までに習う英単語の量が飛躍的に増えました。

これ絶対ここの単元でしか習わない単語だろう

みたいな単語も結構あります。なかには準2級(高1)レベルなどの英単語も出てきます。数年前の教科書と比べても大分難しくなっている印象です。単語がそもそも難しくて教科書の内容を把握するのが大変になってきています。だから、教科書の内容を把握しないままテストを受ける人もいます。そして結果が出ないという負のループに陥るわけです。教科書ガイド英語は、ほぼ全ての単語の読みと意味が載っているので、英語が苦手な人でも使いやすく、学年1位の人も使っている超優秀な参考書になります。

2.注意点

 注意点は、地域によって「準拠」が違うことです。例えば、桜ゼミナールがある茨城県守谷市は「東京書籍」が準拠になっています。県や市によって何の準拠を選択しているかは異なっておりますのでご注意下さい。「2022年度 〇〇県 小学校・中学校 教科書一覧」で検索するとお住いの市の教科書準拠が分かるようになっています。

3.結果が出る使い方

 どんなに参考書が優秀でも、使い方が良くないと当然結果は出ません。以下によくある、「教科書ガイド英語を買ったけど結果が出ない人の特徴」をお伝えします。

教科書ガイド英語買ったけど結果が出ない人の特徴

  • 買ったけど使っていない
  • テスト前に少しだけ利用する
  • 「単語」のみ、「教科書内容把握」のみ、「文法」のみ、またはこの中の2つしか利用しない

この中で多いのが、「買ったけど使っていない」や「テスト前に少しだけ利用する」です。

もったいない

ですよね。でも本当にこれに当てはまっている人は多いかなと思います。では、最も結果が出る方法をお伝えします。

  • 授業の前の日に教科書ガイドを見て、「単語」と「教科書の内容」をある程度把握する
  • 授業をしっかりと聞く
  • テスト前は、教科書ガイドを隅から隅まで見て覚える

 授業中は、「理解すること」に重点を置いた方がいいです。そのため、事前にある程度「単語」や「教科書内容」が分かっていると大分授業はついていきやすくなります。そして理解しやすくなります。授業をしっかりと聞くことで相乗効果があるわけです。はっきり言って超効率の良い勉強方法です。しかし、人に言わないだけで結果を出している人はこういった勉強方法を行っています。時間にして「10分程度」の予習が授業を格段に理解しやすくします。効果は倍以上と言えるのではないでしょうか?

 また、テスト前は教科書ガイドを隅から隅まで見ることをおすすめします。教科書本文の内容以外にも、例えば本文の冒頭にある「タイトル」がテストに出されたりすることもあります。どこがテストに出るか分かりません。必ず隅から隅まで一つも見落としなく目を通しておいてほしいと思います。


 他にもおすすめの本はたくさんあります。今後もいくつかご紹介していきます。塾の先生から見た視点でご紹介できればと思います。

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