始まり

夏期講習が終わり、9月の学校の授業がスタートしました。去年までは8月の最後の1週間はもう学校が始まっていたので、今年は夏休みが長かったような気がします。教室も朝から夜まで開けていることが多く、自習に来る生徒も例年より多かったです。

夏休み、できる限り塾に来て勉強を頑張っている人がいました。確実に力はついているでしょう。もともと平均点以下だったお子様が、偏差値60以上の高校を本気で目指して頑張っているわけですから、それは凄い伸びです。

また、塾の英単語テストでは、多くの生徒が頑張りました。20点満点中3点とか4点だったお子様も声をかけると、次は16点以上取ったり満点を取ったりと、こちらの声掛けによってずいぶん変わった生徒もいます。

〇〇君、明日の英単語テスト不合格だったら、居残り+説教ね

まじっすか~(笑)

こんなやり取りをした生徒が3~4人いました。でも不思議と次の日に満点とか取るんですよね。

最初からやれや(笑)

と思うところもあるのですが、中学生ですからそういうもんなんです。

質問

質問も結構きましたね。昨日もたくさん質問してもらいました。質問に関しては、ときどき生徒にこんなことを言ったりします。

質問はできた方がいいよ。だって分からない問題が理解できたらすっきりするじゃん。それに、もしずっと人に遠慮して質問できないまま生きていったら、この先も一人で「う~ん」て抱え込むになるよ。だから、なるべく人に質問するということをやった方がいいよ。今のうちに練習と思って質問してみましょう。

これは体感ですが、こういった話をすると、質問が苦手なお子様の3割くらいは質問してくれるようになります。それだけでも人生変わりますからね。私はそう思っています。また、どうしても質問が苦手な生徒は、こちらから声をかけていくしかありません。そうすると徐々に質問できるようになる生徒もいます。

中1・2全国模試

中1は母数1万人、中2は母数2万人を超える大きな模試を受けていただきました。思ったよりも?というと語弊があるかもしれませんが、皆模試を頑張って受けてくれました。ご入塾当初からすれば力がついてきているのが分かります。

中1は徐々に差が出てきました。ただ、中1の生徒たちは全体的にかなり真面目でやることはやってくる生徒たちなので、差が出てきた分は個々にフォローをしていきたいと思います。

また、どうしても成績が上がらない方は、やはり授業の受け方が良くないです。授業中に寝ているのを起こしたり、勉強以外の話もしてみたりしますが、難しいですね。どこかで変わると思いますが、その変わるタイミングは誰も予測できません。ただ信じて指導するしかないような状況です。そういったお子様も稀ですがいらっしゃるということです。じゃあそういうお子様が変わって、成績が上がったことはあるのか?と言われるとあるんです。友達の何気ない一言がきっかけで変わった生徒もいます。高校説明会や文化祭などに行って変わった生徒もいます。親や学校や塾の先生の言葉で変わる人もいますが、案外

それが理由?

と思うようなことで急に勉強を頑張る生徒もいます。予測がつかない分、いつか頑張ろうと思ったときに成績が上がるように、丁寧に指導してことが大事です。

定期テスト対策

定期テスト対策は、毎回多くの生徒が参加されます。生徒たちには常々伝えていますが、授業は「受け身」です。だから、授業を受けて満足していると成績は上がりません。テスト前は特に「解くこと=アウトプット」が大事です。学力は関係ありません。偏差値30の人も偏差値70の人も共通して解くことが大事です。もちろん、ただやみくもに解いても意味がありません。自分のレベルにあった内容をまずは理解して覚えていく必要があります。ただ、覚える内容に違いはあれど、問題を解いて自分がどこまでできるようになったのかを確認しながら勉強を進めるという点では変わりません。

今回のテスト対策は準備に約30時間かかりました。これは超がつくほど非効率です。

このやり方やめようかな

と正直思うほどです。学校ごとにテスト範囲も違えば学力も違います。一人一人に合わせてテスト対策のプリントを用意するのはめちゃくちゃ時間がかかります。しかも、生徒ごとに解く箇所(数学と英語)まで指示しています。でも、この非効率なことをやらないと本当にいいもの、いいやり方は見えてきません。生徒のことを考えれば、ひとりひとり学力が違うわけですから、ひとりひとり解く問題が違っていて当然です。テストで100点を目指すような人たちが解く問題と、テストで50点を目指す人たちが解く問題は求められるレベルが違います。それを一律に同じにすることは当然よくありません。

この問題はAIが解決してくれそうですが、私はソフトを開発することができないので、テスト対策を作成している方がいらっしゃったら、是非お子様の学力に合わせて問題を自動で選んでくれるようなものを開発してほしいですね。

今の世の中ならありそうじゃん。

と思われるかもしれませんが、なかなかないんです。問題の絞り方の精度がまだまだ低いです。低すぎるんです。それなら結局、原始的に自分で印刷かけて準備をした方がより良い問題を生徒に解いてもらうことができます。

でも、こうやって非効率なことをやることで、本当の意味での改善点や突破口が見えてきます。本気にならないと本当に良い改善点は見えてこないものです。

なのに、教育の現場では「効率」を求める動きも少なくありません。当塾がなるべく個々に見るようにしているのは、そうしないと成績が上がらない生徒もたくさんいるからです。「質の高い授業+個別にフォロー」、これが今のところ私が良いと思っているやり方です。面倒くさいことをやる、それができない人は教育には向いていないと思います。効率を追求してうまくいくなら、もうとっくにそれが世の中に広まっているでしょう。結局人は感情の生きものです。効率だけ追求しても感情がそれを拒否することがあります。人を人として見てあげることができなければ、色んなことがうまくいきません。それは成績も同じということです。

始まり

昨日から学校が始まりました。久々の学校で疲れた人もいるでしょう。しかも定期テスト直前です。体調に気を付けながら頑張りましょう。また、中3生は本格的な模試が始まりました。8月末からの模試は多くの中3生が受験するので母数が増えます。ここからの模試の判定はかなり正確になります。しかし、模試の判定を見て志望校を決めるのは11月~12月です。それまでは、目の前の定期テストや実力テスト、模試に集中しましょう。そういった意味では本格的な受験競争は始まったばかりです。そして、この時期はまだまだ基礎が定着しきっていません。9月に入ったからといって応用問題を解くのではなく、基礎を定着させたうえで標準問題や応用問題に少しずつチャレンジしていく時期です。

偏差値65以上を目指す人はもう基礎がほとんど定着していないといけないので、積極的に標準問題や応用問題も取り組みましょう。ただ、基礎をおろそかにすると成績は伸びないので応用問題だけを解き続けると成績は下がります。そこは勘違いしないようにしましょう。できる人は基礎も点を落とさず、応用問題でも点を取れる人です。御三家(土浦一高や竹園高校)を目指す人は応用問題が取れないと合格できないという罠にはまらないようにしましょう。実際に合格している人たちは、基礎が定着し、標準問題でも取りこぼすことがなく、応用問題は得意・不得意によって差が出ます。正答率が10%を切る問題が1問もできなくても余裕で合格できます。勘違いしないでください。正答率が20%を切る問題が1問も解けなくても合格できます。勘違いしないでください。応用問題が解けるにこしたことはないですが、超難しい問題ばかり解いても成績は上がりません。しっかりと土台を固めながら応用問題に取り組みましょう。

本当の闘いはこれからです。

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