8月30日で受けてもらった中1・2の全国模試ですが、中2は春と比べて偏差値が平均+4.3上がっています。これはかなり理想です。もちろん、成績が横ばいの生徒もいたりしますが、下がった生徒は一人もいません。中1も中2も大体イメージ通りの模試の結果になりました。
一方で、中3はというとイメージで大分乖離する人が例年より多かったです。毎年2~3人は思ったより大分低いなと思うことがありますが、今年はそれを超えています。もちろん、ここからで大分成績は変わりますが、一つ言えることは、このままだと成績は上がることはないということです。何かを変えないといけません。それは、気持ちかもしれませんし、勉強量かもしれませんし、勉強の質かもしれません。人それぞれ違います。成績が想像以上に良くなかった人は、

B判定くらい取れてるかな
と甘い期待をしたはずです。これくらいの努力で結果が出ることを期待したはずです。ここに自分の甘い理想と現実の乖離があるわけです。これは自分の意思を大きく変えないといけません。そして、
そんな努力じゃ全然足りない
というのを自覚しないといけません。成績が想像以上に良くなかったときは、量が足りていないケースがほとんどです。私の経験上、量をしっかりこなしていて成績が上がらないというのは、偏差値60を超えていて偏差値65以上を目指す人たちのことを指します。それ以外の人たちは、やってるように見えて全然量が足りていないことがほとんどです。なかには勉強時間はたくさん確保したという人もいるでしょう。でも、それは机に座っている時間が長かっただけで、実際の中身は薄かったということです。こういう人は意識を変えないといけません。何も考えずにただやっているだけの状態は受け身と一緒です。
成績上げるぞ!
覚えるぞ!
分かったぞ!
楽しいな!
大分覚えてきたぞ!
こういう気持ちでやっているのか、ただ何も考えずに勉強するのか、同じ時間を過ごしても成果は全く違います。
勉強の仕方が分からない=現実逃避
人は自分を否定することができないものです。無理に自分を否定する必要はありません。しかし、
本当にこれでいいのだろうか?
と自問自答することは大事です。この時期になると、
勉強の仕方が分かりません
と言ってくる人が何人かいます。私は、このセリフが一番嫌いなんです。
なんでかというと、夏休み前に、「夏期入試勉強の仕方」についてわざわざ時間を取って勉強の仕方の話をしています。それだけでなく、授業中も勉強の仕方について何度もアドバイスしています。それで勉強の仕方が分からないはずがないんです。じゃあなぜこんなことを言うのか?それは、自分を否定しないための防御反応なんです。いったん誰かのせいにする。そのあと冷静になって、やっぱり自分のここがよくなかったんだと考えられる人も結構います。それでいいんです。それでいいと思っています。
いったん落ち着いて自分の過去の勉強方法・勉強意識と今後について考えてみましょう。そうすれば、おのずと「このままではよくない」という結論に達するでしょう。そうじゃない人がいたとしたら、それは親も学校も塾も全体でサポートするしかないです。親だけ、学校だけ、塾だけでは対応不可能です。
偏差値60を超えていて、偏差値65以上を目指す人は簡単ではありません。偏差値65を超えるというのは大きな壁があります。それを難なく超える人もいますが、一般的には簡単に超えられません。なぜなら偏差値65というのは、上位6.7%の選ばれた人だからです。100人いたら7位に相当するのが偏差値65です。それ相応の努力をした人だけが到達できる領域なのです。だから、この領域に入るには、ただ頑張るだけでは超えられません。勉強の仕方が大事になります。そのアドバイスはしっかりとできるので、そういう人には別途対応させていただきます。
ここからは、中3は全体の勉強時間が少しずつ増えてきます。それはベネッセのデータでも証明されています。今回の模試の結果を見て自分なりに振り返りをしましょう。心がズキッと傷ついて、初めて人は強くなれます。傷つきもしないで強くなれるはずがありません。自分に向き合いましょう。それが高校受験というものです。


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