ある一定の量

定着するかどうかは、問題を解く量が一定量を超えるかどうかにかかっています。その一定量がどれくらいかは難しいので明確に答えることはできませんが、計算問題なら(中2なら式の計算、中3なら展開と因数分解それぞれ)100問以上解かないと定着しません。

塾生を見ても、

明らかにできるようになってるな~

と思う人が何人かいますが、確実に量をこなしています。一番勿体ないのは、計算問題を中途半端に50問くらい解くことです。多少はできるようになりますが、これでもまだまだ10点~20点落とす可能性があります。問題をたくさん解くことで、早く計算できるコツが自分で分かるようになります。

あれ!?この問題のパターン解いたことあるぞ・・・
たしかこうやれば・・・

みたいに自力で答えまでたどり着けるようになります。そして、計算スピードや暗記のスピードが上がります。より短い時間でできるようになったり、暗記できるようになります。集中力も高まります。勉強体力もつきます。

良質転化

量をこなせば自然と質も高まるということです。初めから質を求める人ほど勉強ができません。まずはやってみることです。勉強ができるようになるには、絶対的な量をこなすことが大事です。

そんなにやれません

という声が聞こえてきそうですが、じゃあどうすれば良いのでしょうか?そこを考えることが大事です。本当にできないのでしょうか?できる人はなぜできるのでしょうか?自分にもできる方法があるのではないでしょうか?

少しでも参考になればと思いますが、勉強で大事なことは

とりあえずやってみる

これが一番大事です。例えば掃除をやり始めたら、ついでにここもやっちゃおうみたいな感じで5分くらいやろうと思ってたことが、気づいたら30分掃除やってたみたいな経験があると思います。これは、行動することでドーパミン(やる気や集中力を高めるもととなるもの)が活性化されたからです。だから、とりあえずスタートすることが大事です。

では、どうやったら勉強をスタートできるのでしょうか?

それは簡単なもの(または好きな科目や得意科目)から取りかかることです。

初めから苦手科目や難しい問題をやると、体が拒絶します。または大きなエネルギーを使わないとスタートできません。だから、好きな科目や得意科目から初めてスタートしやすい状況を自分で作ってあげることが大事です。やる気とか関係ありません。やる気を気にしていたら一生勉強や仕事ができない人になります。勉強ができる人や仕事ができる人は、やる気があるからできるわけではありません。やる気に関係なくやるようにしているだけです。やる〇スイッチなんて詐欺みたいなCMをやっている塾もありますが、やる気にとらわれないで下さい。やる気だけで勉強や仕事はできません。早くそのことに気づいて下さい。

どうせやるならもう一歩踏み込んで、もう少し量をこなして少しでも定着させていきましょう。自力でノーヒントで答えまでたどり着けるように練習しましょう。反復の仕方も授業中に伝えています。正しいやり方で量をこなして下さい。

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