合計点数よりも平均点からどれだけ離れているのかを見る

この記事のお話:合計点数よりも平均点からどれだけ離れているのかを見る

模試も定期テストも、合計点数よりも自分の点数が平均点からどれだけ離れているのかを見ることが大事です。

例えば定期テストで見てみましょう。

5教科合計学年平均350点 自分の点数は5教科合計350点

この場合、自分の点数がちょうど平均点なので、学年順位は真ん中になるでしょう。では、次の場合どうでしょうか?

5教科合計学年平均320点 自分の点数は5教科合計350点

この場合、学年平均よりも5教科合計が30点も上です。順位は真ん中よりも上がります。

自分が取った点数が同じでも、学年平均によって順位は左右されます。だから、5教科合計の点数も大事ですが、平均点からどれだけ離れているのかをいつも気にした方が良いです。それが正しい分析です。自分の点数が上がっても、それ以上に平均点が上がっている場合は順位が下がります。その場合、

やったー、合計点数が上がった

と思うのか、

点数は上がったけど平均点がそれ以上に上がっているから皆はこのレベルの問題が解けるようになってるんだ。
もっと頑張らないと。

と思うのかでは、その先違う道を歩んでいくことになります。

現実を見るということは、正しく分析することです。

だから親御さんも、点数ではなく、平均点からどれだけ離れているのかを見て、お子様を褒める機会を増やして頂けたらと思います。

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