中3の塾代：年間費用

この記事のお話：中3の塾代：年間費用

中3の塾代：年間費用

中3は受験生ということもあり、年間にかかる塾の費用は大きな金額になります。一般的に大手の塾だと年間どれくらいの金額になるのでしょうか？

大手の塾（個別指導塾・集団指導塾両方）の中3の塾代：年間費用＝約75万円

桜ゼミナールは年間約51万円です。

もちろんこれより、多い・少ないはありますが、リアルにこれくらいかかります。大手の塾は最小で約50万円、多いと約100万円になります。入塾した後に

と思うわけです。また、大手の塾は授業料をホームページに載せていないところがほとんどです。なぜでしょうか？

年間の授業料が高いことがばれたら生徒が来なくなるからです

お金を払うだけの価値のあることをしてくれているのなら、誰も文句は言わないでしょう。でも、個人で塾を経営している人は、絶対と言っていいほど、大手の個別の塾には入れません。私も入れません。もし、個別に通うのであれば、1：1のきちんと教える力がある先生の塾だけです。でも、金額的に高いので現実的ではないでしょう。

学生を否定しているわけではありません。私も個別指導の塾にいる時は、先生によく助けられました。しかし、個別指導の塾は先生にとってシステムが最悪なんです。

研修がほぼない

現場に出た後のフォローがない

表向きはやってますと言ってますよ、それっぽいことは一応形だけやってます。でもね、形だけで全く育成やフォローが出来ていないんですね。社員も忙しいですから。授業前後に先生と話す時間があまりない。もし話すなら時給は？という問題が出てきます。ここに時給を払うことを大手の塾は極端に嫌います。だから時給は出ません。先生は不満に思うわけです。或いは、形だけの研修もなく先生が好き放題やって、生徒となあなあな関係になっているかという可能性が高いです。

先生はほとんど悪くないんです。悪いのは塾のシステムです。生徒数を優先して、本来提供できるサービスが提供出来ていません。もし自分の子どもを塾に通わせることがあれば、集団塾一択になります。

実は、個別と集団の中3の年間費用はあまり変わりません。なぜでしょうか？

それは、オプション授業がたくさんあるからです。

集団塾は、「合宿」、「入試対策授業」、「作文添削」など色々なオプションが存在します。ここは個別以上にお金がかかります。「作文添削」だけで19800円かかる塾も普通にあります。

と思うわけです。えげつないですね。作文添削でお金取るんですね。でも、それだけしっかりと添削してくれるでしょうから、払う価値はあるのかもしれません。塾によってやり方が違うのは分かりますが、なかにはテキスト代が年間7万円を超える塾もあります。本当にあります。しかも身近な塾に。受験生は確かに教材費がかなりかかります。私も厳選してテキストをしっかりと活用できるものだけ選んでますが、それでも2万円台はします。3万円台する塾があっても別に不思議ではありません。

と思うわけです。このあたりがホームページに載っていないので、入塾した後に

となるわけです。桜ゼミナールは、塾にかかる費用は全てホームページに掲載しています。また、ご入塾時にお渡しさせて頂く「入塾のご案内」にも掲載しています。やるなら正々堂々とやりたいですよね。

大手だから安心！受験情報も豊富！なんてことは一切ありません。

大手とか関係ないんですね。じゃあ、個人塾がいいのかというとそんなこともありません。こんなことを言うと大変失礼ですが、おじいちゃん・おばあちゃんが教えている個人塾は時代の変化についていけない可能性が高いです。新傾向の問題などには対応できないんですね。入試って新傾向の問題が狙われるんです。「箱ひげ図」とか「ダニエル電池」などです。「優性の法則」なんて言ってたらやばいですからね。「顕性の法則」ですからね。この辺も大事なわけです。入試に対応できる指導ができるかどうか。

だから塾選びって難しいですね。この記事でお伝えしたかったことは、本当にそのお金を払う価値がある塾ですか？ということです。私からしたらもったいないと思うわけです。

と思う人も多いと思います。でも、実際は先生も優しくて授業も分かりやすいという先生はたくさんいますよ。質問できない生徒たくさんいますよ。授業中にさされたらどうしようと思っている生徒たさくんいますよ。でもなんだかんだやれているのは、集団塾でも通える生徒は意外と多いということです。

価値ある授業の提供を、学びの提供を、悔いのない選択肢の提供をできるよう、精一杯指導して参ります。